<終了/報告>【2006.6.25】 JICA高校生国際協力実体験プログラムin 道南(2006/6/25)

世界の人と友達になろう!

 情報社会の現代、物資や人材などの往来が双方向化する中にあって、開発途上国の正しい情報が伝えられているでしょうか。それらの国々は、経済成長を物差しとした経済至上主義のもとでは「開発途上」とされていますが、その実態はどのようなものなのでしょうか。
 我々JICAでは、「よりよい明日を、世界の人々と」をスローガンに、開発途上国への技術協力(専門家の派遣、研修員の受け入れ、ボランティアの派遣 等)を実施するとともに、開発途上国と日本の市民を結ぶ「架け橋」として、開発途上国での経験を日本の国内の教育現場や市民に還元する様々な活動を行って います。
 この活動の一つとして、毎年JICA札幌において高校生実体験プログラムを開催しておりましたが、今年度より道南の生徒のみなさんにも参加しやすいよう に道南で高校生実体験プログラムを開催する運びとなりました。これを機会に自らの進路について具体的に考えはじめ、将来の夢の実現を胸に抱いている高校生 に、国際協力や開発途上国の問題を自分たちと深いつながりのある問題として理解し、さらには自ら行動する重要性を学んでもらうためにより多くの高校生、教 員の方々に参加いただけることを期待しています。

日時: 6月25日(日) 9:30~17:00
場所: (財)北海道国際交流センター 1階 大会議室
函館市元町14-1
内容: JICA札幌で研修している世界各国の人たちとゲームやワークショップを通じて異文化体験や国際協力とは何かを学びます。
参加費: 無料(昼食付)
参加方法:  参加申込書を記入の上、6月9日(金)までに下記にご送付またはFAXください。
主催: JICA札幌
当日のスケジュール
9:30 会場集合
9:30~12:00 JICA研修員との交流
「研修員を探せ!ビンゴゲーム」
12:00~13:00 昼食
13:00~16:00 研修員と共に学ぶ国際理解ワークショップ
16:00~17:00 振り返り、感想
17:00 解散

★ 申込み書ダウンロード
申込書(PDFファイル14KB)

PDF書類をご覧いただくには、アドビリーダーが必要です。左のアイコンをクリックし、無料配布されているアドビリーダーをダウンロードするか、コンピューター関連雑誌の付録CD-ROMなどで入手し、インストールしてください。

 

◇お申し込み・お問い合わせはこちらまで
(財)北海道国際交流センター内 JICA国際協力推進員 岡田まで
TEL:(0138)22-0770 FAX:(0138)22-0660
E-mail: jicadpd-desk-hakodateshi@jica.go.jp

JICA高校生国際協力実体験プログラム 報告

6 月25日(日)、晴天に恵まれ、遠くの町から参加してくれる生徒たちがいたにもかかわらず、開始時間にはみなそろって顔をそろえることができました。午前 中はフルーツバスケット、国あてクイズなどのアイスブレーキング。そ して北海道国際交流センターの施設を使ったミステリーツアーなど身体を使いながら研修生と交流してもらいました。最初とまどいをみせていた高校生たちも次 第に うちとけ、積極的に研修員に話しかけているようでした。午後からは『食生活から世界を知る』というテーマで研修生と生徒がグループになり、普段自分たちが 食べているものがどこから来るのかを学び、後半はグループに分かれて研修生の国についてインタビューをし、普段きいたことのない国の話に生徒たちは 熱心に耳を傾けていました。長時間のプログラムにもかかわらず最後まで参加してくれたみなさんありがとう!研修生たちと過ごした時間が高校生活のいい思い 出になることを祈っています。

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