<終了>【2007.11.11】第17回 開高健記念アジア作家講演会『中国と私の文学の道』

国際交流基金では、1989年に亡くなられた開高健のご遺族から寄せられた志を元に、90年より日本ではまだ紹介されていないアジアの作家を招へいしています。今年も、東京、大阪、仙台、函館の4ヶ所で講演会が行われます。
■日時:11月11日(日) 14:00~16:00
■場所:函館市中央図書館
■入場:無料
■講演者:李鋭(リー・ルエイ)1950年、北京生まれ。文化大革命中に下放知識青年として山西省呂梁山脈の寒村で定住すること六年、その体験をもとに、 土地に縛られつつ貧困と無知の中で生き、かつ死んでいく農民群像を見つめた連作短編集『厚い土』(1988年)で文壇に独自の地歩を築く。かたわら、四川 省の古き町を舞台に、中国の近・現代史を俯瞰しつつ中国社会の本質を見つめた長編『旧址』(1992年)、『銀城物語』(2002年)などを発表。最近作 には農具シリーズ『太平風物』(2006年)があり、独特の語り口をみせる。欧米でも早くから多くの翻訳があり、評価が高い。

(財)北海道国際交流センター(HIF)
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開高健記念アジア作家講演会『中国と私の文学の道』(11/11)
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