<終了>【2008.5.25(日)】国際保健セミナー・シリーズ①「沖縄から洞爺湖へ」in 北海道函館

国際保健セミナー・シリーズ①「沖縄から洞爺湖へ」in 北海道函館
日   時:2008年5月25日(日)15:00~16:30
場   所:函館市地域交流まちづくりセンター(函館市末広町4-19)
参加費:無料
定   員:20名
内   容:ナイジェリアのキングスレー・モガル氏や、インドのボビー・ジョン氏、エイジア・ラッセル氏らの講演 と意見交換会から世界の『三大感染症』などについて考えます
主   催:財団法人 日本国際交流センター・JICA札幌
      財団法人 北海道国際交流センター・JICA札幌

◆◆お申し込み◆◆
財団法人 北海道国際交流センター(HIF)

住所/函館市元町14-1
TEL/0138-22-0770  FAX/0138-22-0660
mail/ikeda@hif.or.jp  http://www.hif.or.jp

【2008・5・25(日)】国際保健セミナー・シリーズ「沖縄から洞爺湖へ」in 函館

<写真/The Global Fundより>

 

 

 

 

【開催の経緯】
2008年5月23日(金)~24日(土)に東京で開催される国際シンポジウム「沖縄から洞爺湖へ:人間の安全保障上のグローバルな脅威『三大感染症』への挑戦」(主催:世界基金支援日本委員会、世界エイズ・結核・マラリア対策基金)には、アジア、アフリカ含め約100名の専門家が東京に集結します。会議終了後、その参加者のうち数名ずつが一チームとなり、全国各地を訪問し、「人間の安全保障」に関するさまざまなテーマについて、各地域で大学、自治体、NGO関係者らとの意見の交換し、また一般市民を対象とした公開セミナーを各地域で実施します。今回はその一環として、函館での講演が実現しました。
【参加者 略歴】
キングスレー・モガル(Dr. Kingsley Moghalu)男性
世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)本部グローバル・パートナーシップ部長
世界基金のグローバル・パートナーシップ部長として政府、市民社会、企業その他関係者と戦略的なパートナーシップを構築し、途上国の開発に関する国際的な金融関連組織との協力を得ながら、政治的支援と資金集めを担当している。モガル氏は企業弁護士、またジャーナリストを務めた後、1992年に国連に入り法務、対外関係、政治関係の部署を歴任し、ニューヨーク、カンボジア、クロアチア、タンザニア、スイスに駐在した。2006年には国連の要請を受けて国連改革の一環である国連内部司法制度の改革パネルメンバーとなった。ナイジェリア大学卒業後、フレッチャー法律外交大学院で修士号、ロンドン大学(LSE)で博士号を取得。ナイジェリア国籍。

ボビー・ジョン(Dr. Bobby John)男性
「グローバルヘルス・アドボケーツ」パートナー
国際NGOである「グローバルヘルス・アドボケーツ」の4人の主要パートナーの一人。 「グローバルヘルス・アドボケーツ」はエイズ・結核・マラリアやその他の貧困に伴う疾病に対して社会的な運動を起こすことを目的として2001年に設立されたNGO。同氏はインド軍事医学校出身の医師。軍隊での勤務の代わりに西インドのマハーラーシュトラ州の小村の病院で5年間、外科医兼産科医として働く。その間、貧困の現実とHIV、結核などの問題の深刻さを知る。 その後、インドでNGO、「ワールドビジョン」のAIDプログラムを立ち上げ、2002年にスイスに本部を置くNGO、「マッシブエフォートキャンペーン」(「グローバルヘルス・アドボケーツ」の前身)で東南アジア部長となりその後、理事長となった。現在、各国政府やNGOとともに、世界基金その他の国際機関に協力し、エイズ、結核、マラリアを根絶するための保健システムや教育活動に携わっている。インド国籍。

エイジア・ラッセル(Asia Russell)女性
ヘルスGAP国際関係ディレクター
1999年に設立され、エイズと人権に関わるアメリカのNGOであるヘルスGAPの国際関係ディレクターを務める。エイズ治療薬を必要とするすべての人間が入手できることを目的としてさまざまなキャンペーン活動を行っているが、とりわけ米国において政府のエイズ関連の政策に対して積極的なアドボカシー活動を行っている。1995年にラッセルは草の根レベルのエイズ関連NGOとして最も規模の大きなアクトアップ・フィラデルフィアを立ち上げた。アクトアップキャンペーンとして、エイズ治療薬の価格に関する政府の政策の転換やエイズあるいはC型肝炎に感染した受刑者の医療問題など幅広い分野でアドボカシー活動を展開している。アメリカ国籍。