【2009.2.16(月)】HIF30周年&開港150周年記念セミナー第2弾★キューバから見た「環境・農業問題」

キューバから見た「環境・農業問題」~21世紀に食料自給できる社会とは~
【2009.2.16(月)】キューバから見た「環境・農業問題」 :小林 卓也  はるきちオーガニックファーム 代表 キューバの映画(30分)の上映と自ら有機農業やフードバンクにかかわる市民派ファーマーの未来提言

 日 時:2009年2月16日(月) 14:00-16:00
場 所:財団法人 北海道国際交流センター(HIF)
定 員:30名(定員になりしだい締切です)
参加費:無料
内 容:①はるきちファームが語る有機農業
②キューバ都市農業リポート「Salud!ハバナ」(上映30分)
③これからの食糧問題と地球環境を語り合おう

  講師プロフィール

講師:小林 卓也(こばやしたくや) はるきちオーガニックファーム 代表
   北海道石狩市生まれ、在住。30歳。北海道大学工学部環境工学科にて環境問題について研究する。同時に、アルバイト先の居   酒屋「春吉」で有機野菜に出会い、地産地消や食物の安全性について関心を持つ。卒業後は農業研修などを経て、石狩市にて有機農業を開始。現在営農6年目で20種  2harukichi.jpg 類以上の野菜と豆類を有機栽培で生産している。利にかなった農業生産が信条。ライジングサン ロックフェスティバルの生ごみ堆肥を利用した野菜の生産を環境NGOエゾロックと行ったり、フードバンクの活動も行っている。

 【上映映画】(約30分) キューバ都市農業リポート「Salud!ハバナ」 とは。 食料自給率40%のカリブ海の島国キューバは、1991年のソ連の崩壊とアメリカの経済封鎖で輸入がストップし、深刻な食料不足に陥る。 化学肥料や農薬はもちろん、石油エネルギーなども輸入に依存していた島国では、大胆な政策転換を実行した。 それまでの郊外における大規模農業から、都市部における農薬や化学肥料を使用しない有機栽培を国が自ら実践し、市民に広く推奨。 市民自ら野菜を自給自足をすることで未曾有の危機を乗り越えただけでなく、生産者という新たな雇用を生み出し、農作業ボランティアや顔の見える直売場では新たなコミュニティーが誕生したという、ハッピーエンドな現在のキューバのありのままをレポートしたもの。まさに、自給率39%の島国、日本に住む私たちに、ヒントをあたえてくれる興味深いムービー。

◆◆お申し込み◆◆
主催/(財)北海道国際交流センター(HIF)
住所/函館市元町14-1
TEL/0138-22-0770
FAX/0138-22-0660
mail/info@hif.or.jp
http://www.hif.or.jp