ボランティアには様々な形がある。
ボランティアをいろんな方向から考えてもらうために、
活動に取り組む輝いている人を紹介するコーナーです。
伝えてこそ財産
映画『海炭市叙景』製作実行委員会
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PROFILE
西堀滋樹
(にしぼり しげき)さん(59)
1949年
函館市末広町にうまれる
明治大学政経学部卒業
現在は弥生小学校事務職員
同人誌『路上』・
『函館文学散歩』編集人
映画『海炭市叙景』
製作実行委員会
事務局長 |
事務局長
西堀滋樹(にしぼり しげき)
「高校生のころ、みなが一目置くすごいやつがいた。高校生にして有島青少年文芸賞を2度も受賞。文芸部の集合写真の中で女性に囲まれて1人、ハダシで写っていた。」函館出身の作家・佐藤泰志は西堀さんと西高の同学年で、文章を書くことが好きだった西堀さんも、こいつにはかなわないと意識していた。「このころは学生運動が盛んで、みなが政治に熱くなっているときも、彼は作家を目指し冷静だった。」西堀さんと彼は卒業後に東京で再会し、西高時代の仲間たちとガリ版刷りの同人誌を発行することになったが、意見が合わずケンカ別れした。それから連絡はとっていなかったが、41歳になったとき、彼が死んだと新聞で知った。「すぐに自殺だとわかった。それくらい、細い絶壁をあるいて生きているような男だった」という。
彼は何を書こうとしていたのか。追想集もつくった。彼の死をきっかけに本格的にモノを書き始めた。同人誌『路上』に文を綴り、函館ゆかりの作家をまとめた『函館文学散歩』も編集した。自分の思いを文章に込めるとともに、文学に対する興味も深まっていった。特に明治の後半から大正にかけて、函館には多くの文学者たちが住んでいて、函館山の麓・旧市街地を同じような時代に歩いていた。この空間がすごい。先人がここで何をしたか、目の前にある風景に想像力をふくらませてわくわくした。4年前、出身校の弥生小学校に勤務になった。資料室には、石川啄木や亀井勝一郎など弥生小ゆかりの文学者たちの資料がいっぱい。これを子供たちにみせたかった。バラバラの場所におかれた資料を隣り合わせるだけで価値が倍増。説明パネルを添えるだけで、人に目を向けてもらえる。そこにあるだけでなく、伝えて、感じてもらってこそ意味がある。それが価値を磨くということ。せっかくの財産も磨かなければ死蔵になってしまう。だから、
佐藤泰志のメッセージも人に伝えたかったのかもしれない。
去年、佐藤泰志の遺作となった小説『海炭市叙景』を映画化しようという話が持ち上がった。函館の風景がうかぶ映像的な作品であること、20~30代の若いファンたちに、佐藤泰志の作品が注目されているということから実現に向けて走り出した。「映画はオールメイド函館にして、観光スポットだけでなく、生活者の視点で日常を描きたい。美しくない雑多な町並みもありのままに描く。それが佐藤泰志の意図したところにぴったりだろう。」と西堀さん。撮影は年明けから本格的にスタートする予定。
同級生とか職場とか横の繋がりだけでなく、世代を越えて、立場の違う人たちと縦軸のコミュニケーションをする。すると混ざり合って活力がわいてくる。自分ができないことをできる人がいる。喜ばれたり、新鮮な気持ちで、何かができるんじゃないかな。映画スタッフはそれができるメンバー。僕にできることは言葉と文章で伝えることです。(文/川島美佳)
一口メモ~
★佐藤泰志(さとうやすし)1949~1990年★
函館市若松町(当時:高砂町)にうまれ、西高在学中、『青春の記憶』『市街戦の中のジャズメン』で2年連続有島青少年文芸賞優秀賞受賞。国学院大学文学部哲学科卒業。芥川賞の候補に5回あがる。『海炭市叙景』が未完成のまま41歳で自殺。『海炭市』とは、函館をモデルに描いた架空の地方都市。時代の底辺に生き、事情をかかえながら生きる人たちを描いた18編からなる物語。
道南の様々なトピックについてリポートし、ボラット的視点で報告します。
焼酎とガスとイモが作る
幸せの輪
~バイオガスプラント~
厚沢部町、札幌酒精の焼酎工場の隣に建つ大きな温室。焼酎を絞ったあとのかすを発酵させたガスで暖められていて、中では焼酎の原料となるサツマイモの苗が栽培されている。去年末に完成した、バイオガスプラントによる循環システムだ。
灯油で温室を暖めるよりランニングコストは低いが、ガスを発生させるための設備投資に2億円以上かかった。回収には短くて15年。高くつくが、エネルギー問題と廃棄物処理の今後を考え、自分のところで出たものを自分のところでどうにかする「循環型社会」こそが必要だという考えのもと実現した。
また、このシステムは地域に根ざした取り組みでもある。ハウスで成長した苗は地元の農家が畑に植え、実ったイモを会社が買い取る。農家の規格外野菜や厚沢部のペレットも熱生産に利用している。プラントの視察に来るのは農業・商工関係の団体だけでなく、中学生の社会科見学もある。今後はイモの収穫体験のほか、一緒に栽培しているベビーリーフを買った人にも産地を知ってもらう催しを開きたいとのこと。エネルギーの循環の場で消費者と生産者が出会い、また新しい幸せの循環を生むだろう。(文/丸子美生子)
CHECK IT OUT!
ベビーリーフは生協などで販売されているほか、工場敷地内の直売所でも購入できる。
グループでの見学は随時受け入れている。
問合せ:農業生産法人㈱ノアール
電話0139-65-6565
"道~ROAD~"をテーマに ボランテイアを考えてみる
北海道縦断遠足?
時速5.5キロのスローなランニング?
毎年8月の2週目、北海道のえりも岬から宗谷岬までを7日間で走りきる北海道縦断遠足(ジャーニーラン)が行われている。これは、埼玉県にある"ジャーニーランサークル"が呼びかけを行っているもので、参加者がそれぞれ主催となり、自己責任の上で参加することになる。
大会方式は、①必要な荷物はすべて持って走る。②途中の給食給水はすべて自分で行う。③毎朝同時スタートで、約時速5.5キロの節度時間内でゴールする。 ④2万5千分の1地図を見て走り、コース図にあるチェックポイントの通過時間を記録用紙に記入し、ゴール後に提出する。
時速5.5キロで走るジャーニーランは、ただ走るだけではなく、その土地の文化や歴史に触れ、人と出会い、食を楽しみ、旅をしながらランニングするのが魅力の一つ。
しかし、決して簡単にゴールできるものではない!スピードはスローだが内容は過酷な7日間!!体重が5キロ減ったり、軽い熱中症、膝の炎症・マメやシューズのソールの減りは、554キロを走るという現実がそこにはある。時間にすると短い日で10時間、長い日になれば19時間もゴールを目指して走る。3日目を過ぎてくると体力的にはピークを迎える。その頃から雑念はしだいに消えてゆき、純粋な気持ちで"走り" "自然"を楽しむ事ができるようになっていた。
私の7日間トータルタイムは、99時間21分。もちろん、大会ではないのでメダルもなければ、賞状もない。あるのは、毎日記入したチェックポイント表と達成感。
宗谷岬のゴールでは、誰に言うでもなく「ありがとうご
ざいました。」という言葉が自然と口から出てきました。
私にとって"ジャーニーラン"は、一番辛くて、一番楽しい、
そして一番純粋になれる場所でした。
秋は、マラソン大会が多くなる季節です!自己タイムの更新は一休みして、ちょっとスローなランニングを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。 (文/荒木泰)
◆TOそうや 554.3キロ
◆
ステージ1:えりも岬~忠類 82.1キロ
ステージ2:忠類~新得 85.8キロ
ステージ3:新得~富良野 77.1キロ
ステージ4:富良野~旭川 68.1キロ
ステージ5:旭川~美深 100キロ
ステージ6:美深~浜頓別 80.5キロ
ステージ7:浜頓別~宗谷岬 60.7キロ
神社で遊ぶ
『緑樹帯に玉滴を点じ、白雪時に剣輝を発す、而して綺峭慧崖の厳山たり、本宮は実に東南麓に鎮座する』
函館八幡宮は、1445年に八幡神を祀ったのが始まりで当時は元町付近、函館の名前の由来にもなった箱型の館の東南角にあったそうです。
現在の谷地頭町の函館山麓の場所には130年程前の明治時代に。
初詣の時は、亀田八幡宮と並び混雑しており、礼拝者は4万人を超える神社。
初詣の混雑時の八幡さましか知らないので、なんでもない日のふと天気の良い昼下がりに訪れると、その静謐な空間の心地よさに驚く。
木々と山裾に囲まれ、鳥の鳴き声が山に響き吸い込まれていく。
先日、淡路島から来た二胡やピアノや民族楽器を奏でる夫婦の音楽デュオ「えま&慧奏」の演奏会を函館八幡宮の境内で開催させていただいた。
奏でられる音と神社の空間がとてもマッチすると考え、宮司さんのご理解もいただけたからだ。神社でも音楽ライブは、最近では珍しくない。
元来、神社と音楽は非常に縁のあるもの。
古くから雅楽が演奏されている神社も多いですし、お祭りには笛や太鼓が付き物。
音楽に神様が祀られている神社もありますよね。
八幡宮でライブがありますと話すと、意外と言うか八幡宮ファンが多く(特に女性からの声が多かった)散策コースでよく行きますよという方も多かった。そのような人を除けば、普段はなかなか近くにありながら、訪れる機会は少ない。ボラット春号で、湯倉神社宮司の伊部さんもおっしゃっていましたが、神社には身近な社交場としての役割もあると思います。子供達が境内で遊んでいる姿は今はむかしでしょうか。
今回演奏会ができて、大人や子供みんながお祭りのように神社の中で楽しみ事ができました。もっと市民から近づき活用していけたらと思いましたし、神社の方々も願っているようでした。(文/92)
◇旅の手帖◇
~旅好き編集長の旅のスケッチ~
トルコのモスクは、金曜になると礼拝する人達でいっぱいに集まり、お喋り。
金曜日はトルコ語でジュマ。集まると言うアラビア語が由来だそうです
In the Loop(イン ザ ループ)
人とつながり、やりたいことを“カタチ”にしよう
学生のサークル活動や社会活動をサポートするためのコミュニケーションスペース"函館In the Loop"。今年の5月に正式OPENし、団体の会議、講演会、交流会、ワークショップなど様々な活動が行われている。運営しているのは函館の大学生約15名であり、その学生代表を務めるのは北海道大学水産学部の平岡紘吉さん(22)だ。
平岡さんはIn the Loopの運営をしながら、現在は同じ学生団体の簡単なコンサルティングなども行っている。コンサルティングで大切にしているのは「ひとつひとつの意見を大切にする」こと。以前在籍していた環境団体で失敗した経験から、現在はどんな意見でもいいから、みんなで考えていくという姿勢を心がけている。
経験豊富で頼りがいのある平岡さんだが、将来の夢は意外にも「小さな地域でのんびり暮らすこと」だという。昨年モンゴルを旅した際に、遊牧民が「明日も雨が降ってくれれば幸せなんだ」と語る姿を見て、それまで抱いていた「こういう人間にならなきゃいけない」というプレッシャーが薄らいだそうだ。
人をつなぐ活動に興味があり、人から影響を受けるのが楽しいという平岡さん。In the Loopを通じて1人1人のやりたいことを"カタチ"にしようとしている。(文/松田夏海)
【函館In the Loop】
住所/函館市八幡町16-1
TEL/080-4041-5648
Mail/
hakodate-itl@softbank.ne.jp
HP/
http://www.in-the-loop.jp/
今も昔も変わらずに、ずうっとそこにあるモノ。
人から人へ手から手へ、ずうっと伝えられるモノ。
想いがつながるモノがたり。
横浜・長崎とともに、北海道の玄関として函館港が開港となったのは1859年のこと。以来アメリカ・イギリス、フランス、ロシアをはじめ7カ国の領事館が港を見下ろす西部地区に設置され、次々と欧米の文化が入ってきた。その時代、経済の中心として函館の発展に大きく貢献した「太刀川家」。明治34年に建てられた住居兼店舗が国の重要文化財として指定を受けたのは昭和46年のこと。民家として指定を受けたのは北海道第一号。その保存管理の良さは専門家にも驚かれるほど。木材はすべて越後から船で運んだもの。見事な梁、光沢が美しい漆塗りの欅(けやき)の間仕切り、数々の貴重な家具。どれをとっても、心を込めて
守り続けてきた家主の心が伝わる。
古くから、異国の人々が訪れた函館。太刀川家にも多くの外国の人々が訪れた。お料理やインテリア、芸術など、欧米の新しい文化も自然と生活の中に溶け込んだそうだ。美しい日本の文化と新しい異国の文化、それぞれの良さを取り入れたスタイル。函館という土地ならではの文化のあり方だろう。
「良いものを大切に使うこと」。例えば家具、食器、建物そのもの。もったいないからと言って使わずにおくのでは無く、心を込めた手入れの仕方、洗い方や仕舞い方、頂き方。ひとつひとつを大切に、丁寧に扱うこと。その心こそが太刀川家の文化であり、受け継がれる伝統そのもの。
その重要文化財「太刀川家」が、この秋カフェへと生まれ変わる。遠い異国から、そして日本のあらゆる土地から訪れた人々をもてなしてきたように、古さと新しさが融合した空間で、訪れる人々をお迎えする。 (文/さとうあやこ)
【TACHIKAWA CAFE】
住所/弁天町15-15
TEL/22-0340
定休日/月曜
営業時間/10:00~18:00
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(写真上)
十勝・帯広の「六花亭」
の菓子の品々
(写真下)
函館スイーツの会の
アンテナショップ。
甘い香りが店内に漂う |
十勝っ子です、こんにちは
~ 函館滞在記 ~
秋はスイーツがおいしい季節。十勝・帯広は言わずと知れた〝菓子王国〟でもある。
レーズンの風味が効いている「マルセイバターサンド」で有名な六花亭、バームクーヘン「三方六」で知られる柳月、長年スイートポテトが親しまれるクランベリーなど、洋菓子店は多い。
高校生のころ学校帰りに友達と寄ったのは「高橋まんじゅう屋」。素朴な大判焼きが旨く、特にチーズ味がお気に入りだった。「たいやき工房」もカリッとした香ばしい歯応えがたまらなかった。
北海道に銘菓が多いのは農業と酪農が盛んだから。今は十勝に有名店が多いが、道内でもともと菓子作りが盛んだったのは函館だった(「北海道雑学百科ぷっちがいど」のHPより)。明治期に菓子職人が育ち、各地に散らばった。帯広の六花亭も札幌の千秋庵も、函館と深いかかわりがあるそうだ。
函館市松風町に6月、「函館スイーツの会」(会長・若山直五島軒社長)のアンテナショップがオープンした。店内には函館ならではの菓子商品がずらり。最近は十勝・中札内が本店の生キャラメルがヒットした花畑牧場が函館進出するなど、市内の菓子業界も激しさを増している。より安くてうまい、自慢の一品がぜひ増えてほしい。 (文/新目七恵)
前述の十勝「たいやき工房」の
たいやきとおやき。
実家が恋しくなる味です・・・。
すぐぴ~のヤッホーはこだて第3回
岡田すぐぴ~(10歳)
われらの愛しき「はこだて」を題材に、
小学生アニメーターが描きます!
函館市内の小学校に通う。
小学1年生のころから漫画を描き始めた。
漫画家、赤塚不二男さんを目指して、
現在趣味で漫画を描いている。
弁天町にあるアニメーションファクトリーにて
制作活動中。
好きな漫画「おそ松くん」「天才バカボン」
地元の野菜を食べてみんな笑顔!
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今回取材したのは
千葉真澄です!
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函館市内で野菜バーを経営している、後藤るみ子さん。地元の旬の野菜を多く使ったメニューがメインです。地元の野菜を食べると良い事が沢山あると言います。味が良く、栄養価も高い。それだけでなくエコにも繋がるのです。野菜が遠い所から運ばれてくる際、それに伴い二酸化炭素も排出されます。それに比べ地元の野菜は移動距離が少ないためその分環境にやさしいのです。店以外でも幼稚園や小学校、農家を対象に野菜についてレクチャーをしている後藤さん。野菜を沢山食べたいけれど、食べ方が分からないという人が多いのでは?と感じています。もっと手軽でおいしい野菜の食べ方
を知ってもらいたい。そんな思いから、8月31日(831のゴロ合わせ)『野菜の日』にちなんで、『やさい~と』というイベントを企画しました。函館市内の飲食店が協力して、地元の野菜を多く使ったヘルシーメニューを期間限定で提するというイベントです。「野菜をPRする絶好のチャンス!」と意気込んで準備を進めています。 (文/千葉真澄)
【やさいばーみるや】
住所/函館市豊川町7-26
TEL/0138-26-2688
定休日/日曜・祝日
営業時間/18時~25時
★次回は東浩子が
お伝えします
食べる意欲は生きる力
~つくしの子保育園~
春、地主さんから借りている畑に畝を作り、肥料を入れて、種を植える。毎日のバケツでの水やり、草取り、間引き。そして、秋に
は待望の収穫。保育園から約100メートルの山道を通って、3歳児、4歳児、5歳児がそれぞれの作物の世話をする。自らの手と足を使って育てた作物を食べる喜び。匂い、見た目、温かさ、冷たさを大切にした
完全給食。職員も一緒に囲む食卓は、子どもたちとの大事なコミュニケーションの時。大人も子どもも同じものを食べる団欒の時。使用する食器は、全てガラスや陶器などの本物を使う。
調理の際は、「あえて食材は大きめに切る」と話して下さったのは、石岡晶子園長。おやつにもスルメ、昆布で噛む力を育てたい。献立は和食中心。薄味で素材そのものの味を大切にして味覚を育てたい。給食室が保育園の中心に配置され
ているのは、香りたつ匂い
から「今日のお昼ごはんは何かな?」と期待する嬉しさと「食べたい」意欲をかりたてる。「手と足はつきでた大脳」石岡園長の言葉が印象的だ。 (文/武内美香)
【つくしの子保育園】
園長/石岡晶子
住所/函館市亀田中野町57番15号
TEL/(0138)46-8874 |
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若造な時のホフマン映画
S&Gのコンサートの中頃、「卒業」の写真がスクリーンに映し出された。ミセス・ロビンソンで主人公ベンジャミンが腿を上げて生真面目に走るシーンが頭を過った。音楽と場面が一体化してる曲の最たるひとつだ。それで、ダスティン・ホフマンという男優の事を色々思い出しちゃった。大抜擢された「卒業」の次の「ジョンとメリー」。見知らぬ男女が朝起きて部屋を出るまでの二人だけの物語。短い時間の中で変化する感情をモノローグ、ボイスオーバーなどの映画的技法で淡々と演出。短髪のミア・ファローとの演技が見事で、この二人以外には成立しなかったと思わせる隠れた名品だ。次の「真夜中のカーボーイ」は大都会で富と名声を得ようとテキサスからやってきたカーボーイが挫折と孤独の中、肺病で足の不自由な男ラッツォと出会う。大都会のはみだし同士は次第に友情を深めていく。弱っていくラッツォのフロリダへ行く夢を叶えようとカーボーイは動くのだが・・・。これも相方のジョン・ボイトとのコンビネーションが抜群。70年代を先取りしたやるせなく、切ない感触が心に残る米ニューシネマの名作だ。ホフマンはこの後も毎年のように話題作に出演し、癖の強い役を鬼の様に演じていた。強烈な印象が残るのが10作目74年の「レニー・ブルース」だ。痛烈な風刺芸で偽善的な権力に抵抗した芸人の実話。私生活に恵まれず大衆からも見放されて死んでいく生涯をホフマンが大熱演。モノクロ、逆行線、声の質感も効いている。彼の映画は二人物が多い。S&Gも二人だ。二人いれば物語は歩き出す。しかし近頃、彼みたいにギラツイテて匂い溢れる役者が少ない感じで寂しいね。
(文/カフェやまじょう 太田誠一)
共通テーマ 市民と行政の協働は、何をもたらすか?
「市民協働という概念を一般化していくためには」
公共エリアを協働エリアとして捉えてみると,前回,お話しましたが,公共概念について少し考えてみたいと思います。
従来,社会を構成する主体とその活動を公と私とに二分した考え方があります。利己的な活動,特に経済的利益を受ける活動が「私」で,社会の利益につながる活動をする個人や行政の活動が「公」とされてきました。
この「公」領域では,人々が全国のどの地域に住んでも,画一的で公平・公正な行政サービスを享受することが保障されてきました。
しかし,時代の潮流は,日本社会が成熟化に向かうにつれ,人々は物資面の豊かさから,心の豊かさを求めるようになってきていると思います。
この求めに対し,現代行政は,その役割を果たせているでしょうか。物資面,つまりモノの豊かさついて行政は,経済成長を背景に道路やハコモノの整備を進め,豊かな国づくりに寄与してきたと思います。
一方,地域社会に目を転じると,例えば高齢者は,地域社会で生きがいを見いだせない,若者は望んだ仕事に就けない,家庭では団らんの時間が作れない。子どもの地域の居場所がない。等々の地域課題が残ったままです。
おそらくこうした課題を取り除くことは,行政だけでは不可能だと思いますし,地域の問題や個人の悩みであっても全て行政が取り組まなければならない問題だとは限りません。また,お金と技術力だけでは解決できるものばかりではありません。
こうした問題に,対処していくために活動する主体の存在があって,公共というものが形づくられるという考え方が広まっています。簡単に言うと「私」領域だが,行政が担ってきた分野の「公」とも違う,その間にある「共」という領域が見えてきたということです。この「公」と「共」の領域を合わせたものが「新しい公共」と言われています。(文/小林祐樹)
次回は,この「新しい公共」の時代における市民の参加について考えてみます。
ボランティア=お金が全てではない=スローライフ
そこに流れる心は同じ。
そんな人々を紹介したい。
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野澤 秀悦(のざわ ひでえつ)
59歳 七飯町出身。
サラリーマンから転職し、
地元七飯近郊にて、
一代でねぎ農家を築く。
今年から空いた土地を利用し
『ひまわり畑の迷路』を考案、
作成中。かわいい孫6人、
9月には
孫7人になる人気者
じいちゃん。
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「アイディアで誰かを
笑顔にするのが楽しくて」
「夏はまだかー!!」例年にない冷夏に、
七飯町でねぎ農園を営む野澤秀悦さんは
農作物の心配もさながら、ひまわりの成
長が気になって仕方がない。「孫がぁ、
帰ってきちまうんだ
よ!」今年新たに挑
戦する【ひまわり畑の迷路】を孫達に披
露すべく、夏休みが始まる前にはどうに
か、子供の背丈くらいまで、ひまわりに
は成長してもらわないと困るのだ。
ひまわり畑の迷路。これは農業で使用し
ていた土地が空
いた事をきっか
けに、野澤さん
がひらめいたア
イディア。だだ
っ広い土地が残
るより、ひまわ
りが綺麗に咲いてた方がいい、
せっかく咲いた花だもん、見るだけじ
ゃなく、そこで遊べたら尚良い。やが
ては、誰でも集まって楽しんだらいい
さ。というのが、野澤さんの考え。な
るほど。何でも自分のための使い方を
考えてしまいがちだが、【せっかくな
ら楽しんでもらおう】精神が、周りの
人を豊かにし、その土地を豊かにして
いくのかもしれない。そんなアイディ
アマンの野澤さんは、孫達から絶大な
る人気を得ている。「じいちゃん!じ
いちゃん!!」という声が飛び交うの
は、じいちゃん手作りプールでの事。
なんと、野澤さんはプールまで作って
しまう。ねぎを育てるために使用して、
いるビニールハウスだが、今時期は、収
獲も終え、ハウスの中が空いている。こ
の中にプールを作ったら、寒い北海道の
夏でもあったかくプールを楽しめるので
は?という発想。野菜カゴを縦に並べ、
その上からビニールシートをかけて作る
手作りプール。年々拡大していき、今年
は9m×9m。じいちゃんの畑で、とう
きみをもいで、茹でたてを片手にプール
に浮かぶのが最高だとか。ずっと夏休み
を楽しみにしていたという孫達の笑顔を
前に、「やりがいがある。楽しみがある
よ。」と、これまた笑顔なじいちゃん。
「お金で育った子より、自然で育った子
の方がいいんでないかい」と、語る野澤さんの喜びは「去年、ここで蛍見たよね
!」と、自然の中で体験した事を思い出
し、語る孫を見たときだそう。体感した
事はなかなか忘れることはないようだ。
自分のためにと考えてしまいがちな物事
も、野澤じいちゃんといると、せっかく
だからと、誰かの笑顔のための楽しいア
イディアが浮かんできそうだ。
「せっかく
生きてるん
だから、楽
しまないと
ね!」
(文/藤田抄子)
毎日ニュースで流れる環境問題。
もう人ごとではありません。
ここでは、気軽にできる「エコ」を
紹介していきます。
ぐ~るぐ~る手を動かして自家発電!
~手動式・携帯充電生活のすすめ~
みなさんは携帯電話をどのくらいのスパンで充電しますか?私の場合は1日
に一回のペースで充電するので、なかなか充電器を手放せません。
そこで、どこでも充電できる手動式充電器のみで1週間、携帯を充電してみ
ました!充電器は携帯電話に接続して、レバーを回せば回しただけ充電ができ
るタイプのものです。テレビを見ながら、バスに乗りながら、すきま時間を利
用して充電してみました。この1週間で充電した合計時間、なんと356分。
つまり、5時間9分!今回私が使った充電器は回した分しか充電できないタイ
プの充電器でしたが、携帯をどこでも充電できる上に、電気代もゼロ!な手動
式充電機、みなさんも使ってみてはいかがでしょうか? (文/中川彩)
私たちの、もうひとつの家族。
ホームステイという形で日本の家族の一員となった多くの留学生たち。
今も、手紙を通してホストファミリーと繋がる絆。直筆の文字から伝わるあったかな手触りと生の声を味わって下さい。
冒頭の一文は、「帰ってからも電話します、電話口で何と呼べばいいですか、お母さんと呼んでいいですか?」。日韓両方の言葉を併記して気持ちを表そうとする健気さが愛らしい。
森さんのハングル語検定の為に、彼女が発音を吹き込んでくれたテープが思い出の品。時折混じる笑い声が懐かしい。最後のハングルは、「お互いに勉強を頑張って、試験に必ず合格しましょう!」 日本語検定を受験予定だったチョイさん。森さんに負けじと、今も日本語に磨きをかけていることだろう。(文/藤井佳子)
■留学生/チョイ キソンさん 韓国出身 KCP地球市民日本語学校 27歳(当時)
2008年第6回国際交流のつどい ファーム体験プログラム参加 3泊4日
■ホストファミリー/森 靖裕さんファミリー 北斗市在住
人の生き方は食べ物によるという考えがあります。私たちの命を養ってくれる、様々な地元の食材をご紹介。
栄養のオハナシ
私たちが普段”ごはん”として食べて
いるのは「うるち米」です。
「玄米」「五分つき米」「七分つき
米」「精白米」など、搗精
法によって分けられま
す。主成分は糖質で、
たんぱく質、ビタミン、
ミネラル、食物繊維も
含まれますが、玄米などあ
まり精製していないものほど、ビタ
ミン・ミネラル・食物繊維は豊富で
す。”ごはん”は元気の源です。特に
育ち盛りのお子さんは、体の大切な
エネルギー源になりますね。
お米づくりの清水さんより
特別栽培農産物(農林水産省の規制がある)のお米を作っております。例えば、普通の田んぼから30m以上は離して作るなど肥料や農薬を普通の基準より半分以下に抑えます。田植え期間も決められており、1500坪以上ある広い田んぼを3~4日間で田植えをしなければ間に合わないなど、全ての規制にクリアして、初めて「特別栽培農産物」に指定されます。お米は、5月頃に田植えをし、9月中旬には美味しいお米が収穫できます。又、有機栽培の野菜にも取り組んでおります。
清水さんは、GAP「Good Agricult
ural Practice」農業生産手法を日本
で習得、特別栽培農産物・有機栽培法なども合
わせると、個人の農園で3つも取り組んでいる
のは、日本でもほとんどいないようです。これ
からの農業を真剣に考え、自然を大切にしなが
ら、私たちに安全で美味しい食べ物を作ってく
ださる「心」に感謝ですね。
【しみず農園】
代表/清水千万幸
住所/北斗市一本木352-2
TEL/0138-77-6227
FAX/0138-77-7045
文/監修:函館短期大学付設調理師専門学校管理栄養士 伊藤美樹先生
もう 二度と 会えなくても
目を閉じると 聴こえるような
空を仰ぐと 繋がるような
確かに 君がいた証
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| ~書の解説~ |
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後ろに心を残しながら,
立ち去ろうとする人の姿を
写している.
心が引かれ,歩みが進まぬ
意から,いつくしむ意
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「ONE WORLD WAVE」
毎週土曜日 13:10-13:30 80.7MHZ
<前半>毎月第1~第3週:外国から来て道南に住んでいる方との連続トーク 月の第4週:JICAとお届けする海外と電話で結ぶコーナー
<後半>パーソナリティの池田誠が、情報誌
「ボラット」からの話題・様々な国の話・海外からの生の情報・地球の事から地域の事まで何でも語ります。
「トワイライトスクエア」番組内 80.7MHZ
“ボラットボランティア情報”コーナー。
毎週火曜日 16:10~16:20
ボラットがNCVで番組化!!その名も「ボラットonTV」。
ケーブルテレビNCVでは、地域の人をつなぐボラットを応援したい。そんな想いで、ボラットの見どころを番組にします。
今回の内容は、ボラットさんの三野直子さんと、アート集団ハコトリの活動、学生と地域をつなぐ「goes around Cafe」をご紹介します。
放送は、ボラット発行に合わせて6月22日(月)から9月20日(日)まで。
詳しくは番組ホームページをご覧下さい。
http://www.ncv.ne.jp
e-mail/
tv@ncv.ne.jp
〒041-0801 函館市桔梗町379-31
NCV放送部
TEL0138-34-2525
FAX0138-34-2526
■警察 110 ■消防 119 ■海上保安 118 ■函館中央警察署 0138-54-0110 ■函館西警察署 0138-42-0110
■函館市水道局 0138-27-8711 ■北海道電力函館支店 0138-22-4111
■北海道ガス函館支店 0138-41-3175
◆メディカルページ(函館市、道南の医療情報を紹介)
http://www.medicalpage.net/
◆夜間や休日に受け入れ先の病院を案内する(24時間)
北海道救急医療情報案内センター フリーダイヤル 0120-20-8699
携帯電話・PHS
011-221-8699
◆日曜、休日の救急歯科診療(9:00~15:00)
函館口腔保健センター TEL.0138-56-8148
◆函館市夜間急病センター五稜郭町23-1(年中無休)
総合保健センター内 2階
TEL.0138-30-1199
診療時間/19:30~24:00
(2008年12月に白鳥町から移転)
◆北海道救急医療広域災害情報システム
フリーダイヤル
0120-20-8699
携帯電話・PHS
011-221-8699
http://www.qq.pref.hokkaido.jp/(日本語)
http://www.qq.pref.hokkaido.jp/qq/qq01fnlgsp .asp(英語)
◆函館市ANSINメール
(緊急性の高い安心安全情報をメール配信する)
https://ansin.city.hakodate.hokkaido.jp/Community/
◆災害ブロードバンド伝言板Web171
(ネットを利用して被災地の安否確認を行う伝言板)
https://www.web171.jp/mente.htm
◆災害伝言ダイヤル171 (地震などの災害によって、被災地へつながりにくい状況になった時に提供される声の伝言板)
防災コラム ひとくちメモ
AED(自動体外式除細動器)は魔法の箱?
このAED(自動体外式除細動器)を知っている人が一般の方にも増えてきています。その背景としては医療従事者でなくでも市民の方でも使えるようになり、AEDが学校や公共の場にも設置されたことや、マラソン大会でAEDを使い救命されたというニュースが取り上げられるからではないでしょうか。しかし、あるアンケートでは、「7割もの人がAEDの使い方を知らない」と回答し、なかには『AEDは止まった心臓も動き出すんでしょ?』といった誤解されている方もいます。
実はこのAEDの役割とは“死に至る不整脈が起こっている場合だけ、電気ショックにより心臓の働きを正常な状態”に戻します。例えば、心臓が止まってしまった状態では反応しないので、救急隊が到着するまで心肺蘇生法を続けなくてはなりません。そのため、AEDと心肺蘇生法は切っても切れない関係とも言えます。 心肺蘇生法とAEDの取り扱いについては、最寄りの消防や日本赤十字社などで講習会を行っていますので、初めての方も以前、受講された方ももう一回学んでおき、イザという時のためにあなたが命を救える様にしておいてください。
情報提供/DIGネットワーク函館(代表 河瀬亨哉)地域の"安心・安全"をみんなで考える市民団体