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2006春号

道南あれコレ~DIGネットワーク函館設立

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DIGネットワーク函館設立

 ボラットでも紹介した、地図上で災害を体験する訓練「DIG(ディグ)」。次々に広がる輪から遂に新しい芽が生まれた。
 2005 年4月16日 金森ホールで行なわれた「新潟震災チャリティーライブ」。アフリカ太鼓グループ「福来」とボラットが行なったイベントには多くの人が集まっ た。そこで、おこなわれた地球上で災害を体験するDIGワークショップ。教育大学函館校の佐々木貴子先生が行なったワークショップは30名以上の人が参加 し、災害についての意識が高まった。

 DIG(ディグ)は、子供からお年寄りまでみんなが災害救援について気軽に話し合って訓練できる災害図上訓練。これはDisaster(災害)、Imagination(想像)、Game(ゲーム)の三つの頭文字をとって名づけられている。

自分たちが暮らしている地域の近くで災害などが発生した場合を地図上で想定して参加者全員がその対応策を具体的に考えるものだ。この訓練は三重県で開発さ れ防災ボランティアの人たちによって全国に広げられてきており、2000年10月には佐々木先生が初めて北海道にDIGを紹介した。  45.jpg

 

そん な中で、このDIGをもっと広めるために、そして自主防災に対する意識を高めるために、指導者を養成しよういうことでDIGファシリテーター養成講座は始 まった。教育大の4名の先生により、11月5,6日にふるる函館行なわれたDIG基礎研修、そして2月19日に行なわれたフォローアップ研修。遠くは江 別、札幌、東京を始め地元函館から 26名が集まった。消防士、看護士、防災士、市役所職員、主婦や大学生とさまざまな職業の人が一同に集う。知らない人同士が集まったときに用いるアイスブ レーキングの手法、地図の読み方、災害に対する知識、そしてDIGの手法から、ライフライン、トリアージなどの専門的なことまで集中講義が行なわれた。

 

また、フォローアップ研修では、実際に学生や病院職員、一般の人などを対象に、DIG実践事例を報告した。そして研修が終り、修了書を受け取ると講師の先生への感謝の拍手と、もっとDIGを学ぼうという声。様々な分野の人たち、そして地域に広がったDIGのつながりは新しい芽を生んだ。

 「DIGネットワーク函館」、そして江別、東京、宮城にもそれぞれが地域で広め、お互いの連携をはかろうという提案があった。まさに、佐々木先生のいう「まち育て、人育て」を立証するような盛り上がりだ。誰もが、直面するかもしれない災害、そこにかかわる多くの人をつなぐようなDIGこそ、自主自律の市民自治の基盤になるのではないだろうか。

DIGネットワーク函館
4月より、毎月第2週木曜日 18:30-20:30 函館市総合福祉センター(函館市若松町33-6)にて、防災についての勉強会を実施。また、DIGシンポジウムなどを企画し、自主防災、地域づくりなどを考えて行動します。
第1回目は4月13日(木)18:30からです。興味のある方は是非ご連絡を。
詳しくは、財団法人 北海道国際交流センター(HIF) TEL:0138-22-0770

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