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ボランティア=お金が全てではない=スローライフ、そこに流れる心は同じ。そんな人々を紹介したい。
スローライフスケッチ ~函館はモノをうみだす街 相原信洋さん~
| 海からの潮風、西部地区の独特の木造建築のにおい、飛行機を降りた瞬間から函館の空気が体を元気にしてくれる。そう話すのは、相原信洋さん。毎月、京 都から足を運び、1週間ほど函館に暮らす生活をしている。17年ほど前から西部地区に家を借り、京都と函館を往復する生活をしている。 なぜそんな生活を?・・ 京 都は職場。函館は自分の居場所。 相原さんは、京都造形芸術大学でアニメーションを教えている。線画を何枚も書いて、それを撮影して動かす。昔、教科書の隅に描いた人もいるだろうパラパラ 漫画の原理でつくるアニメーション。ほかにも粘土で作った人形を使ったり、今はコンピューターグラフィックのものも多い。 | アニメーション作家 |
| たとえば、りんごひとつとっても、いろんな発想からアニメーションは生まれる。りんごがどんどん増えてダンスを踊りだす・・りんごにナイフを入れると血が出てきてその血がまたりんごの模様になる・・アニメーションにストーリーをつくるには、発想が命だ。その発想力を豊かにしてくれるのが、函館だという。 相原さんは、20代の頃から世界各地を周り、オランダのアムステルダムで路上に絵を描いて暮らしたり、スペインのバルセロナで歌を歌って生活していたこともある。函館に初めてきたとき、ヨーロッパの街に似ているというのが第一印象。海があって、波止場があって、どっくがあって。風や空気感がたまらなく気に入ったそうだ。ひやっとした空気は、温泉に入るリラックス感とはちがい、緊張感の入り交じったリラックス感があって、「今」をとても感じるという。 | |
| 「世界中見て回ったけど、こんなすばらしいところはない。ここに来ると、血が喜ぶ。体が元気になる。そうするといろんなイ メージがわいてくる」 去年から西部地区の箱館こっとうかんの2階を借り受け、アニメーションの教室をはじめた。 1ヶ月に1度、土日に必ずきて、アニメーションの基本を講義し、函館の人にアニメーションの魅力をつたえています。受講料は月千円。今は20人ほどがあつ まり、相原さんのいない週末でも自由に創作活動をしている。 受講料は教室の維持費にあてられ、相原さんの懐には一銭も入らない。 函館は創作活動に向いている街。この街の人は、もっとモノづくりをしてもいいじゃないか。 西部地区にいつも遅くまで明かりが漏れている工房があって、そこにいくと、誰かがモノを創ってる。そんな光景がぴったりの街だという。 | |
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