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2006冬号

■道南あれこれ ~どさんこファーム 障害者の乗馬ヘルパー講習会リポート~

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▲実際に騎乗するお子さんの様子

■道南あれこれでは、道南で起こったあれやこれやを紹介します。今回は、どさんこファーム障害者の乗馬ヘルパー講習会について報告するよ!
11月11日(土)12日(日)に函館市東山にある乗馬クラブ「どさんこファームで」障がい者のための乗馬のヘルパー講習会が行われました。障がい者のための乗馬は、ヨーロッパをはじめ世界各国で実践されていて、リハビリとして定着しています。

 イギリスの養護学校では、水泳と乗馬を選択できるほど一般に受け入れられています。馬が前進すると、身体は前後・左右・上 下に揺れます。騎乗者は、自然にこの馬の動きに合わせて、バランスをとろうとします。それが脳幹を刺激し、筋肉の発達や血液の循環を助けるなどの作用があ るといわれています。このことから、イギリスを本部とする慈善団体RDA~Riding for Disabled Association~がオーストラリアやニュージーランド、シンガポール、マレーシア、香港などで活動し、ハンディキャップをもった人たちに乗馬の機会を提供しています。
  日本でも、その理念に基づき1998年に市民活動団体RDAjapanが発足しました。2000年にはNPOとして認証され徐々に活動の幅を広げています。各地で障害者を対象にした乗馬レッスンを開いたり、その成果を発表する競技大会を行っています。
 今回の講習会は、ヘルパーのための講習会でした。障がい者は、一人で騎乗できるようにまで訓練できる人もいますが、上体を起こせない場合や、馬の操作ができない場合も多いため、馬を引く人、両サイドで支える人などがヘルパーとなります。







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▲実践訓練中。両サイドにヘルパーさんが
  しっかりついてくれています。

横浜でRDA活動を進める専任講師が訪れ、道内外から7人が参加しました。参加者は、乗馬の心身に与える作用などを実際に 馬に乗って体感しながら学びました。馬の上でバランスをとるには、背筋を伸ばし、体の中心を探していきます。実際に地元の養護学校などに通う障がい者がモ デルとなり、実践訓練もしました。
障がい者の中には、自然と体が起き、関節がやわらかくなって、下りた後に歩行がスムーズになる姿もみられました。 普段、車椅子の生活をしている人でも、馬の上では、普段味わえない振動を体感できます。大きな馬に乗った充足感から、普段見せないような表情を見せること もあります。
函館、道南でも、ヘルパーが育って、RDA活動が普及してくれればと講師の太田恵美子さんはいいます。というのも、北海道の馬「どさんこ」はRDA活動に非常に「向いている」馬なのです。
障 がい者乗馬に適した馬は、どんな人がのっても落ち着きがあり、乗馬下馬の際にじっとしていられる忍耐も必要です。その点「どさんこ」は、足が短くて背が低 いので騎乗している障がい者を支えやすく、胴も太いので安定感があります。いい馬がいて、あとはいいヘルパーがいれば、きっと有意義な活動ができるだろう と。北海道の開拓に貢献してきた「どさんこ」が、今度は新しい活躍の場で実力を発揮するかもしれません。
    障がい者乗馬に関するお問い合わせ 
   「どさんこワールド函館」をつくる会 実行委員会 0138-54-1340

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