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| 前回は、43年の歴史を持つタウン誌「街」という大先輩のお話を伺うことのできたこの「編集長対談」。今回はみなさんおなじみ「FMいるか」に突撃してみました。同じ「ヒロオ」という名前同士の対談となりましたが、宮脇さんの熱いメッセージの数々にただただ聞き入ってしまいました! | |
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宮脇寛生(みやわき ひろお) FMいるかプロデューサー。函館出身。東京の大学在学中より放送局に携わり、製作会社勤務を経て函館へ帰還。その手腕を地元で発揮し続けている。 |
| 大山紘生(おおやま ひろお) 「ボラット」編集長。札幌出身。約10年前に函館に住み始め、それから洋服屋と飲食店を手がけつつ、数多くの音楽やアートのイベントを主催してきた。 |
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大山(以下/大):僕も聴いてましたね、中高生のときに。
宮:誰もが通る道かなと。
大:そうですね。最近の若い人たちは聴いてるんですかね、相変わらず。どうでしょう?
宮:好みが多種多様になってきているので、あまりラジオから今の流行を持ってこよう、情報を得ようという意識っていうのは、若い人には少なくなってきているんじゃないかと思います。やっぱりインターネットは大きいですね。
大:選択肢がありすぎて逆にどこにいっていいのか...。なんでもアリみたいになっていますよね。
時代はメディアミックスへと
宮:情報格差がインターネットが出てきたことによってなくなってきているとは思いますが、地域性がなくなると困るのでどういう形でそれを出していくのか。放送以外では、ホームページだったり、今流行のブログで日記風にしてみたりすることによって、普段私たちが考えていることや個性をアピールできるツールになりますよね。いわゆるメディアミックスという言い方をするんですけど。そういう意味ではインターネットは非常に放送局にとっても大きなツールになっていると思います。
大:ボラットもそうですね。紙面以外にも、ホームページや、あとNCVさんの番組とのタイアップもしています。
宮:とにかく知ってもらうことからじゃないですか。効果的にいろいろなメディアを使うっていうのは重要ですよね。うちも紙媒体もやっていますし、それぞれの長所を出していけるといいですよね。
大:ボラットも、ボランティアの情報を伝えることには変わりありませんが、そこを太い幹としたうえで、「ボランティア」という言葉ひとつで反応する人、しない人で振り分けられてしまうことなく、まずは気軽に手にとってもらえるようになればいいです。
地域へ向けた大きな役割
宮:
放送局としての存在意義をみなさんにどの程度感じていただけるか。いわゆる災害放送などはFMいるかにとって重要なコンテンツになっています。個人的な話
ですけど、私が東京で仕事をしていた期間に、かなり大きな災害があって...阪神大震災もそうでしたし、あと南西沖地震であったり。実際に被災している人
たちのための情報、たとえば「水や食料をどこでもらえるんだ」という生死に関わることですね。そこの情報に特化したものを常に流せるのはやはりコミュニ
ティー放送局だと思ったんですよね。みなさんにもぜひ携帯ラジオを1個持っていてもらって、有事の際にはFMいるかはみなさんのためだけに放送しますよっていうスタンスの取れるように。その存在理由だけは日常業務をやってる中でも常に忘れないようにしています。
大:想像していない部分ですよね、普通に聴いている人たちは。
宮:そうですね。日頃からそんなことばかり考えてたら大変なことになっちゃうんですけど、やはりその分の責任は重大ですね。
函館を内外にアピールする
宮:外に出たときにはじめて函館の良さというのを知るわけですよ。「函館出身なの?」「いいよね、函館って」そう言われると嬉しくて、自分が住んでいたときには感じられなかった愛情が沸々と沸いてくるわけです。
大:たとえば僕が外から呼ぶアーティストの人たちでも、すごく気に入ってくれる場合が多いですね。
宮:見て感動、食べて感動ですから、それだけで絶対に忘れない街になるわけです。地元の人たちにも、「これを見てください」「食べてください」というアピールポイントを紹介できればいいなって思いますね。でも、結局いちばん大きなメディアになりうるってのは口コミ、イコール人と人との繋がりなんですよね。FMいるかでこんな放送をやっていたんだよっていうのを誰かが話せばそこからどんどん広がるじゃないですか。これからも街の人たちには、FMいるかを有効に使っていただきたいですね。
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