« 海のむこうからの、ラブレター | メイン | 一筆 つれくれなるまま・・・ ~函館的川柳~ »

2007年秋号

スローライフスケッチ ~牛はハートで育てる~

スローライフスケッチ

ボランティア=お金が全てではない=スローライフ、そこに流れる心は同じ。そんな人々を紹介したい。 oguni1.jpg

牛飼い(牧場経営者) 小国美仁(おぐによしひと)さん(34歳)
<PROFILE> 岩手県生まれ。米国で大規模な牧畜業を経験。帰国後、北斗市市渡で「おぐに牧場」を経営。現在、約80頭の黒毛和牛を中心に飼育、牛肉の直営販売まで手がける。


oguni2.jpg 広大な高原の中で牧草を食べる元気な牛をみて「健康である事が美味しさの秘訣。食べた人に元気を与える牛に育てている」と胸を張って話す。

「強い牛」にこだわる小国さんは、夏は母牛と仔牛を北斗市内のきじひき高原で放牧し、冬は自分で建てた独特の牛舎で飼育する。母牛を強く育てる事で仔牛も強く育つ「うちの牧場を支えるのは母牛。かあちゃんはやっぱり強い」と笑う。

岩手県二戸市生まれ。高校時代は甲子園を目指したチームのキャプテンとして活躍した。「一生懸命取り組めば何か結果が出せる」とその頃から思っていた。卒業後、牧場で下積みを経験。更に夢を追いかけて、米国アイダホ州で2年間、馬に乗って牛を追う牛飼いの仕事を経験した。「一生この仕事がしたい」と思った。

帰国後、妻尚子さんと結婚。独立を考えた時「好きなら、くいのないように」と尚子さんの言葉で決意した。 独立後、しばらくして牛が病気で死んだ。
oguni3.jpg 見えない壁が立ちはだかった。薬で治療する牛を見て「どうしたら牛を強くできるのか」と考えた。この時、「自分はリスクを背負ってもいい」と思った。経営者の目線ではなく、牛の目線で牛が強く育つ飼育方法を追求した。
oguni4.jpg
「人間のマニュアルでなく、自然に戻してやる事が大切。牛はハートで育てる」 と信念を語った。
現在「うちの牛は自分達で病気を治す体力を持っている。病気にならない牛には抗生物質は必要ない」と話す。小国さんの独自の飼育方法に牛は期待以上に答え、強くなっている。「いろいろな苦難を共にして牛から教えられた事も多い。牛は家族だ」と力強く話す。

「地元にも貢献したい」と地域の人が買いやすい値段で直営販売も手がけている。「やさしい味がする。安心だ」と全国から注文が舞い込んでくる。 (文/田村悦江)



毎日ニュースで流れる環境問題。 もう人ごとではありません。 ここでは、気軽にできる「エコ」を 紹介していきます。
「地産地消で地域の農業も環境も元気に」  ~フードマイレージ~

地産地消が提唱される理由は様々ですが、遠くから輸送されたものを消費することが環境に負担をかけているということを考えたことがありますか?フードマイレージとは輸入食糧の総重量と輸送距離を掛け合わせたもの。食料の生産地から食卓までの距離が長いほど輸送による燃料や二酸化炭素の排出量が多くなります。せっかく食料自給率約200%の北海道に住んでいるのだから、自分の健康の為に農家さんの為に環境の為に、ご近所で生産された食料を積極的に消費しませんか?
■大地を守る会 フードマイレージキャンペーン:簡単に輸入食品と国産食品の輸送距離を比べることができます。
http://www.food-mileage.com/
(文/三浦菜凡)

ボラット編集日記

ボラットスタッフの、なにやら楽しげな編集日記。見てね!

Good Job!スタッフに応援のクリックを!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hif.or.jp/mt/mt-tb-hif.cgi/477

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)