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ボラットさんみーつけた!
「明るさとアイデアが人をうごかす」
加賀谷 恵(かがや めぐみ)
1985年生まれ
北海道大学水産学部3年(海洋生物資源化学科食品化学系)
IFA(インターナショナル・フレンドシップ・アソシエーション)所属
小学4年生から大学1年まで少林寺拳法を習い、3段の腕前。
2007年7月30日から11日間、青少年体験・友情の船事業でサハリンへ行く。
出会ったときの印象は、とても目ヂカラのある美人さん。外国の人たちがお茶を振舞うお茶会で手伝いをしていた恵さんを訪ねた。山吹色の着物を着て、お客さんに案内をしたり、茶碗を洗ったりしながら、楽しそうに話し、自然な笑顔をみせていた。お茶会が終わって取材をすると、めぐみさんの魅力のわけがわかった。底抜けの明るさと、人なつっこさ、それに言葉にパワーがある。
恵さんが大学で所属しているのはIFA
(インターナショナル・フレンドシップ・アソシエーション)というサークルで、留学生や北大生が中心となって、地元の人と関わる機会をつくり、輪を広げようと活動している。豆まきをしたり、ハロウィンパーティーやハイキングに参加したりと、IFAのメーリングリストには誰でも登録できて、いろんな企画やアイデアが飛び交っている。現在、登録者数はおよそ130人。北大の水産学部生や留学生をはじめ、道南に住む社会人や外国人が、情報を共有している。留学経験のある先輩が海外で友達を作る難しさを知って「こんなサークルがあったらいいな」と立ち上げたもの。
恵さんは、2年の夏に誘われて気軽に入ったものの、いろんな人と出会う魅力に惹かれていった。
「海外から日本に来ている人って、すごいんです。地球の裏側から決死の覚悟で来ている人もいるし、そんな人と話をしていると、自分もちゃんとしなきゃって
思う。もしこのサークルに入らなかったら、同じ学部の同じ年代の人たちしか知り合えなかった。国際交流とか難しいことじゃなくて、友達が増えて、毎日、楽
しいことがたくさんです。英語はへたくそだけど大丈夫です」いろんな価値観を知って、人脈で広がる世界を知った。今度は、恵さんがそれをみんなに伝えたい
という。
今、動き出したばかりの新しい企画がある。大学で使われなくなっていた社宅をつかって茶道サークルをつくった。恵さん自身、お茶は1年前に習ったばかりだが、その立ち振る舞いの美しさの虜になったそう。「サハリンに行ったときに、ホームステイ先の家族にお茶を入れたらものすごくよろこばれたんです。日本の文化をほこれるってすばらしいですね」社宅の大掃除から始まって場所の確保、人集めのためのチラシ配り、お菓子を選んだり、指導者がいないときは自分たちで勉強してきたことを教える。恵さんには、アイデアがあればそれを形にしてしまう力がある。
「卒業したら、大学院に行って研究したいんです。まず、南極に行って、北極に行って、深海6500メートルの世界で未知の生物をみつけて、最後には、宇宙にいきたい」と、なんとも大胆な発言を自然に口にする恵さん。もしかしたら、すべてやり遂げてしまうかもしれない。
(文/川島美佳)
一口メモ
★深海6500メートルの世界★
恵さんの夢の一つ「深海6500メートルの世界」とは有人潜水調査船「しんかい6500」にのって潜る世界のことで、世界で一番深く潜ることができる潜水調査船で、日本近海のほか、太平洋、大西洋、インド洋などの深海に生息する生物を調査している。
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