"おはなし会"
~自分の体で絵本の世界を楽しもう~
小雪が降りしきるなか、少しおぼつかない足取りの子どもたちがお母さんに手を引かれて、一組また一組とやって来ます。2月6日、北斗市立図書館で行われるおはなし会を聞くためです。そこは、オープンスペースのため、おはなし会の最中は館内に絵本を読んでいる声や子どもたちの笑い声が響きます。普段は静かな図書館もこの時ばかりは、おはなしの世界に包まれます。何やら楽しげな声に誘われて、昔おはなし会に来ていた小学生が偶然顔を覗かせたり、年配の方が帰りがけに微笑ましく通り過ぎて行ったりと嬉しい出会いもあるようです。
北斗市には読み聞かせの7つのボランティアサークルがあります。この日は、えほんの会えくぼさんが担当でした。始まりは
歌に合わせた手遊び。歌を口ずさんだり、手遊びを真似たり、幼い小さな手では上手にできないけれど、体感しようとしている姿は愛らしい。動物が出てきたりあてっこしたりの絵本が2冊終わって、最後の1冊は大きなサイズの絵本。2人で持たないとページを繰れないほどです。子どもたちは、ページを繰る毎におはなしの世界に引き込まれています。次はどうなるんだろうと前のめりの子やお母さんの膝から降りて、頬づえをつき寛いでいる子。それぞれの感じ方でおはなしの世界を旅しているようでした。
お土産にもらった手作りの折り紙をしっかり握り締め、何度も振り返りバイバイをして帰って行きました。帰りの足取りは、おはなしの旅を終え、満足したしっかりしたものでした。(文/武内美香)

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