ecoチャリサイクル
~北海道洞爺湖サミットへ向けて~
女の子たちのかわいい笑い声が響き渡る。そこは大学の薄暗い鋳造室。一見不釣合いに感じるこの光景。鋳造室が女の園とはどういうことなのだろう。
北海道教育大学では、今年の7月に行われる北海道洞爺湖サミット関連事業として、「グローカル環境教育チャレンジプロジェクト」を推進している。これは、サミットで扱われるテーマに関して学生が自主的に企画したプロジェクトを実行し、その成果を報告し合うという取り組みだ。そこで函館校からは、不要自転車を引き取り、必要な修理を行って無料で新入生に譲渡するという「ecoチャリサイクルプロジェクト」が、代表者の笹さんを中心とした7名の女性で発足された。自転車のリサイクルによって、放置自転車の発生予防へとつなげることが目的である。
彼女たちは自転車修理に関してまったくの初心者だったが、専門の先生によるレクチャーもあり、授業の合間をぬって、1日3~4台のペースで修理をこなしてしまう程の腕前になった。
そんな彼女たちが手掛けた自転車は、3期に分けて新入生に譲渡され、「新品は値段が高いので助かる。すごく嬉しい」という喜びの声で溢れていた。
「来年以降も継続して取り組めたら嬉しい。この知識を生かしてパンク修理講習をしたらどうかな」と元気に話す彼女たちの笑顔が、このプロジェクトの成功を物語っていた。
(文/阿萬野 未来)
~ 後日談 ~
譲渡会は全て終了し、プロジェクトは需要が供給を上回るほどの盛況ぶり。現在は、7月5日・6日に行われる“グローカル環境教育国際会議2008”に向け、報告書作成に奮闘中。

ボラットスタッフの、なにやら楽しげな編集日記。見てね!