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2009年春号

ボラットさんみーつけた!

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PROFILE
伊部宗博(いべ むねひろ)さん(35)
昭和48年 湯川に産まれる。
平成 8年 博多総鎮守櫛田神社に奉職
平成13年 5年間の修行を終え、函館に戻る。
平成19年3月 湯倉神社の禰宜を拝命
平成19年11月 湯倉神社氏子青年会を
立ち上げる。
平成20年7月 宮司に就任。
2児の父親。

 
鎮守の杜に人を呼べ
湯倉神社 宮司 伊部宗博(いべむねひろ)


「鎮守の杜」神社を囲むような木々や自然を昔からそう呼ぶ。
神社を守ってきたこの杜は、子供たちの遊び場には絶好の場所。みなさんは、神社の杜で遊んだ経験はありますか?
湯倉神社も例外ではありません。リスが遊びに来て、以前はクワガタやカブトムシもいた。そんな光景は子供たちにとって魅力的。湯川で育った子供たちは、湯倉神社が身近な楽園だったのではないでしょうか。

湯倉神社の宮司さんは、渡島管内では一番若い35歳。伊部宗博さん。伊部さんもあたりまえのように、湯倉神社の杜で遊び育った。でも、少しずつ神社から人が離れていくような気がしたという。正月や厄払いの時にしか足を運ばない人もいるだろう。「子供たちが境内で遊ん でいるのをみつけて、近づいてみると、ゲーム機であそんでいた」と苦笑する。「神社っ て、特別なところではなくて、すごく身近にあって、人が集まるところのはず。」その想 bolutsan3_R.jpg いを周りにぶつけてみると、共感する人がたくさんいた。平成19年秋、地域の若者たちを巻き込んで湯倉神社氏子青年会を立ち上げた。湯川という地域がら、商店街の青年部や旅館の青年部があり、団結力は 抜群。今は40人近くが集まっ て、神社の清掃や草刈り、正月に甘酒をふるまったりと奉仕活動をしている。特に、去年、夏至の日には、地域の人が集うイベント「100万人のキャンドルナイトin湯倉神社」を開催した。神社の参道をキャンドルの優しい明かりで照らし、ライブや体験イベントを開く。 この明かりのもととなるキャンドルは、湯川のホテルや旅館から集めた廃油。氏子青年会のメンバーが、本職が終わってから夜遅くまで集まって製作した。「エコというより、少しでも家族や地域の人たちが一緒に過ごす時間を楽しんでほしい。そんな場所や時間を提供したい。」伊部さんの想いは一貫していてシンプル。と bolutsan1_R.jpg にかく神社に親し んでほしい。神社の境内で子供たちの笑い声が響き、毎日通りがかる 買い物帰りの主婦が手を合わせる。そんな光景が伊部さんの理想像。

伊部さんにとって、ボランティアとは 
「もともと自然の恵みに感謝することが神社神道。エコは自然なことで、自分にとっても奉仕は自然なこと。感謝を行動に移すだけ。」 若くて気張らない宮司さんが、地域になくてはならない神社と、その杜を守っている。       (文/川島美佳)

一口メモ~ ★100万人のキャンドルナイトin湯倉神社★
湯倉神社氏子青年会が中心となって平成20年6月21日に開催。
環境問題を堅苦しく考えず、夏至の日にゆったりとした時間を過ごそうというもの。
境内を廃油を利用して作ったキャンドルで灯し、ライブなどが行われる。今年も開催予定。
湯倉神社氏子青年会HP参照http://www.geocities.jp/yukuranomori/   

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