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2009年夏号

エイガなハナシ #10 

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アレカラ もう40年。S&Gと「卒業」

米、1968年、監督マイク・ニコルズ、 出演ダスティン・ホフマン、アン・バンクロフト、キャサリン・ロス

S&G。サイフとガマグチ、ではない。ご存知、サイモンとガーファンクルが来る。7月18日、札幌ドーム。ディランもヤングもストーンズもクラプトンもスプリングスティーンもイーグルスも、大物は大体見たからもう無いなと思ってた。本当にS&Gが来道するなんて思ってもみなかった。67才です。高校の頃から夢中になり、人生の悲劇をシニカルに見つめ描く詩の世界に陶酔したり、サイモンのギターワークに憧れて真似をして随分と練習したりしたもんだ。調子にのってK&R(クリ&リス)というデュオグループを作ったが名が拙かったのか直ぐに消滅した。映画「卒業」の挿入歌で S&Gは有名になった。64年に出して三千枚しか売れなかった「サウンド・オブ・サイレンス」をトム・ロビンソンPが勝手にオーバーダビングした。たまたま隣のスタジオでディランが大名曲「ライクアローリングストーン」を録っていて、そのメンバーを雇ったというスゴイ話もある。 映画は、成績優秀で大学を卒業したけれど何していいか決めれない青年が人妻熟女と不倫、その後その娘と恋に落ちてしまう微妙な関係を描くコメディ的な青春物。ホフマンのデビュー作でA監督賞。古い皮袋に新酒をつっこんだ最初期の米ニューシネマ。結婚式から花嫁を奪いだすラストシーンが強烈に印象に残るが、あの後あの二人がどんな人生を生きたのか、気になっていた。生きてれば今65才くらいかな?今の若者がこの映画をどんな風にみるのか興味あります。とにかく40年の歳月を経てS&Gの生音に会える。あの声出るのかなー。思わず2枚買っちゃいま下。誰か一緒に行きませんか?アンでもキャサリンでも、今の僕ならOKです。  (文/カフェやまじょう 太田誠一)

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