ボランティア=お金が全てではない=スローライフ
そこに流れる心は同じ。
そんな人々を紹介したい。
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野澤 秀悦(のざわ ひでえつ)
59歳 七飯町出身。
サラリーマンから転職し、
地元七飯近郊にて、
一代でねぎ農家を築く。
今年から空いた土地を利用し
『ひまわり畑の迷路』を考案、
作成中。かわいい孫6人、
9月には
孫7人になる人気者
じいちゃん。
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「アイディアで誰かを
笑顔にするのが楽しくて」
「夏はまだかー!!」例年にない冷夏に、
七飯町でねぎ農園を営む野澤秀悦さんは
農作物の心配もさながら、ひまわりの成
長が気になって仕方がない。「孫がぁ、
帰ってきちまうんだ
よ!」今年新たに挑
戦する【ひまわり畑の迷路】を孫達に披
露すべく、夏休みが始まる前にはどうに
か、子供の背丈くらいまで、ひまわりに
は成長してもらわないと困るのだ。
ひまわり畑の迷路。これは農業で使用し
ていた土地が空
いた事をきっか
けに、野澤さん
がひらめいたア
イディア。だだ
っ広い土地が残
るより、ひまわ
りが綺麗に咲いてた方がいい、
せっかく咲いた花だもん、見るだけじ
ゃなく、そこで遊べたら尚良い。やが
ては、誰でも集まって楽しんだらいい
さ。というのが、野澤さんの考え。な
るほど。何でも自分のための使い方を
考えてしまいがちだが、【せっかくな
ら楽しんでもらおう】精神が、周りの
人を豊かにし、その土地を豊かにして
いくのかもしれない。そんなアイディ
アマンの野澤さんは、孫達から絶大な
る人気を得ている。「じいちゃん!じ
いちゃん!!」という声が飛び交うの
は、じいちゃん手作りプールでの事。
なんと、野澤さんはプールまで作って
しまう。ねぎを育てるために使用して、
いるビニールハウスだが、今時期は、収
獲も終え、ハウスの中が空いている。こ
の中にプールを作ったら、寒い北海道の
夏でもあったかくプールを楽しめるので
は?という発想。野菜カゴを縦に並べ、
その上からビニールシートをかけて作る
手作りプール。年々拡大していき、今年
は9m×9m。じいちゃんの畑で、とう
きみをもいで、茹でたてを片手にプール
に浮かぶのが最高だとか。ずっと夏休み
を楽しみにしていたという孫達の笑顔を
前に、「やりがいがある。楽しみがある
よ。」と、これまた笑顔なじいちゃん。
「お金で育った子より、自然で育った子
の方がいいんでないかい」と、語る野澤さんの喜びは「去年、ここで蛍見たよね
!」と、自然の中で体験した事を思い出
し、語る孫を見たときだそう。体感した
事はなかなか忘れることはないようだ。
自分のためにと考えてしまいがちな物事
も、野澤じいちゃんといると、せっかく
だからと、誰かの笑顔のための楽しいア
イディアが浮かんできそうだ。
「せっかく
生きてるん
だから、楽
しまないと
ね!」
(文/藤田抄子)

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