食べる意欲は生きる力
~つくしの子保育園~
春、地主さんから借りている畑に畝を作り、肥料を入れて、種を植える。毎日のバケツでの水やり、草取り、間引き。そして、秋に
は待望の収穫。保育園から約100メートルの山道を通って、3歳児、4歳児、5歳児がそれぞれの作物の世話をする。自らの手と足を使って育てた作物を食べる喜び。匂い、見た目、温かさ、冷たさを大切にした
完全給食。職員も一緒に囲む食卓は、子どもたちとの大事なコミュニケーションの時。大人も子どもも同じものを食べる団欒の時。使用する食器は、全てガラスや陶器などの本物を使う。
調理の際は、「あえて食材は大きめに切る」と話して下さったのは、石岡晶子園長。おやつにもスルメ、昆布で噛む力を育てたい。献立は和食中心。薄味で素材そのものの味を大切にして味覚を育てたい。給食室が保育園の中心に配置され
ているのは、香りたつ匂い
から「今日のお昼ごはんは何かな?」と期待する嬉しさと「食べたい」意欲をかりたてる。「手と足はつきでた大脳」石岡園長の言葉が印象的だ。 (文/武内美香)
【つくしの子保育園】
園長/石岡晶子
住所/函館市亀田中野町57番15号
TEL/(0138)46-8874 |
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