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2010年春号

どうなんあれこれ

道南の様々なトピックについて リポートし、
ボラット的視点で 報告します。


 やさしいまなざしを
布絵に込めて
~西村静子さん~

 

dounan1.jpg
 西村静子さん(61)
自称『ぼろ屋の 母さん』。
"使い古されても 再生されるぼろ
布の心を大切に したいの"

 

色とりどり、素材も柄も様々な布たちがうれしそうに散りばめられている。描かれる動植物や人間のかわいらしさ、エピソードのユニークさに思わずニヤリとさせられる。そして、限りなくやさしい物語は心にしん、と響いて静かな感動を呼び起こす。

西村静子さんの作品は、故郷松前の風習やご自身の思い出を物語にした一枚布の壁掛けや布絵本。知人から譲り受けた古布一枚一枚に深い思いを込めて創る。「感動したこと、忘れたくないことを表現したいの。もちろんこんだ piture_book.jpg け生きてると、嫌な気持ちになることもいっぱいあった。でもね、はっと 我に返るの。もしかしたらあの方はこんな気持ちだったのかな、私にこんなことを伝える為にあんなことしたのかなって。ここ(作品)に生きてるカラスもクモッコもお姑さんもお隣の奥さんも故郷の子供達もみーんな私の先生。」

自分がそうであったように、目立たぬもの・人ほどよく見ようといつも自分に言い聞かせているという。

満面の笑顔に明るい声、冗談好きのご主人とのユーモラスな掛け合いと、小さな蛆虫に想いを馳せ涙するやさしく透き通った感受性…作品に触れると、そんな彼女の魅力がじんわり伝わってくるのである。
(文/染木加奈子)

 CHECK IT OUT!
 函館市中央図書館で、この本に出逢えます。
紙で製本化された作品を貸出中。
まちづくりセンター cafeオタジィラの
窓辺にも閲覧用の一冊があります。
(4月以降は受付にお問合せ下さい)

ボラット編集日記

ボラットスタッフの、なにやら楽しげな編集日記。見てね!

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