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<終了>【2011.10.22(土)】谷内俊文 写真展 『Deserted』 20キロ圏内のフクシマ

谷内俊文 写真展 『Deserted』 20キロ圏内のフクシマ
3・11東日本大震災が発生して約一ヶ月、漏れ続ける放射線、いったい現地はどうなっているのか自分の目で確かめたい一心で私は福島にむかった。福島第一原子力発電所から20キロ圏内に入り、 そこでみたものはまるでゴーストタウン。生活の匂いがするのに人影も無く、真昼間なのに聞こえるのは自分が発する音だけだった。                             
放浪する人懐こい犬や食肉牛と」思われる動物たちがいつもとはちがう、町並みをいっそう際立てていた。 初めてだった。風の音と自分の出す音しか聞こえない街。 不謹慎ではあるが初めての体験に感動した。                                  
世界中いろんな所に行ったが、こんな恐ろしい街は初めてだった。                      
この家にどんな家族が住んでいたのだろう。                                   
この、お店の人はどこにいて何をしているのだろう。 そして日々風化していくこの街に何年後に住民は戻って来られるのであろう。 日本中にあと幾つこんな街が出来るのだろう。      
もう必要ないと思った。冷静さを失いながら目の前の現実を撮り続けた。
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■スライド&トークセッション(谷内x安齋x?) ■入場無料
■日時:2011年10月22日(土) 18:00-20:00
■場所:北海道国際交流センター(HIF)
<トークセッション>
 ★谷内俊文 プロフィール
北海道旭川出身。東京工芸大学写真工学科卒。世界放浪帰国後
フリーランス,ファッション、ポートレイト、風景など幅広い分野で活躍。
2006年ドイツライカ社のカレンダー北海道の風景写真が選出される。
2010年IPA 2011年PRIX受賞   近年、新彊ウイグルの取材を行い
 写真集LIHEAGEを出版. 社会派としての活動も注目される。 
★安斎伸也プロフィール
福島市庭坂の「あんざい果樹園」4代目。父の後を継ぎ、10年間桃、梨、りんごの栽培を行う。持病のぜんそくや競技スポーツの影響により、20歳頃からオーガニックなもの・ことに関心を持ち始めるものの、家業や地域の現実を前に、打ちのめされる。そんな中『奇跡のりんご』で著名な木村秋則氏の無農薬・無肥料栽培を知り、2008年より一部の果樹で実験をスタート。2010年より、一区画のりんご21本を、自然栽培にシフト。現在は新たな耕作地を求め、家族4人で北海道に移住。地元・庭坂では、父母が畑を継続中。
<写真展>
22日12:00-19:00
23日 写真展示10:00-18:00

■申込方法 :①~③を記載の上、下記までお申し込みください。
①お名前(ふりがな)②ご所属(団体・企業名、部署・役職)③ご連絡先(住所、E-mail、TEL)
■連絡先:財団法人 北海道国際交流センター  担当:池田
TEL :0138-22-0770  FAX :0138-22-0660  E-mail :ikeda@hif.or.jp