その4.生活のあれこれ

「当たり前」と思っていることが、以外と通じないことも多いもの。ささいなことでも、溜め込まずにその都度伝えましょう。

小さな習慣の違いを、わかりあおう

ささいな習慣の違いや、留学生のゆきとどかない行動が見られた場合は、後回しにせず、すぐにその場で伝えるのがベストです。年齢やパーソナリティ、初めて日本に来たばかりなのか、または日本在住なのか等の条件によって、理解度に差があると思います。様子を見ながらその都度教え、長期滞在の場合は時間のある時に、細かく伝えておくとよいでしょう。

[ 留学生の部屋 ]
  • 留学生の部屋に入るときには、ノックをするか声をかけて入る
  • 異性の留学生の部屋に入るときは、ドアを開けたままにする

[ 実演で解説! 日本ならではの習慣 ]
実際にやってみせた方が理解してもらいやすいこともあるでしょう。

□ お風呂 □ 和式トイレ □ ウォシュレット □ ゴミの分別

いわゆる日本固有の一般的な習慣(玄関で靴を脱ぐ等)は、前もって伝えていますが、実物を見るまでは納得しづらい事もあります
「お風呂・シャワーはいつでも大丈夫」と言うと、深夜・早朝でもOKとの解釈につながるので、具体的な使用時間を教えておく
部屋の電気・エアコンの消し忘れがあれば注意する

[ 外 出 ]
外出時は、行先と帰る予定の時間を聞いておきましょう
他のホストファミリー宅を訪問する際は、事前連絡しましょう

[ 家事のお手伝い ]
「いいのよ」と言うと、言葉どおり「何もしなくてもいい」と解釈する可能性があります。「明日は○○をお願い」など、表現を工夫しましょう