益子の粘土に初挑戦!

金曜日、今日は陶芸です(^_^)

 

今日の実習は粘土についての座学と粘土づくりから。

 

粘土は産地によってさまざまで、これまで使ってきた信楽や、今回使う益子、

他に織部や越前、唐津、萩などいろいろあるそうです。

図版などを見せていただきながら、焼く前と素焼きした後、焼いた後での色の違いなどを

学びました。

 

今回は、その中から益子の粘土を使います。

益子といえば言わずと知れた陶器の町。

陶器市が毎年二回開催され、7万人もの人があつまるそうです。

もはや町の中で窯を作ってはだめということになっているそうで、

新しく窯を持つ人は近隣の町に住み始めているとのこと。

一度足を運んでみたいものです(^_^)

 

さてさて今日の実習ですが、まず益子の赤土と白土の二種類をすきな分量で混ぜ合わせてオリジナル粘土を作ります。

(手前が赤土、奥が白土)

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完全に混ぜ合わせてもいいし、軽く混ぜてマーブル模様が出るように作ってもいいとのこと。

ひたすらこね合わせますが、なかなか重労働です・・・

 

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今日はこの混ぜ合わせて作った粘土で、自由に器やオブジェを作り、

来週それに白い化粧土をかけて「掻き落とし」という技法で模様付けを行います。

 

 

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ちなみに、今まで作ってきた作品が今回初めて本焼きされ、窯から出てきました。

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↓ ベンテンウオ、ダイオウグソクムシ時計、ホッケ

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なかなか思った通りにいくはずもなく・・・釉薬がはがれてしまっていたり、色が出ていなかったり、

まだまだ実験したり勉強したりすることが山ほどあるなぁ、と思いました。

 

でも初作品は嬉しいものでありますよ。

 

釉薬がはがれてしまった作品はもうダメかと思いきや、一度釉薬を塗りなおして焼き直しができるそうです。

これまた勉強になります。

 

失敗があっても勉強だと思い、どんどんチャレンジしていきましょう!!