2011年10月の記事

陶芸★アートフェス絵付け&土鍋とか

二週まとめて陶芸実習の模様をお伝えします~

先週は、素焼きしたアートフェス作品やその他の作品の色付けを行いました。

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シンデレラのような靴を作っています

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アートフェスのテーマは「花」・・・しかし、なぜか作っているのは海底・・・
どういう作品に仕上がるか気になる方はぜひ会場に足をお運びください!

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写真は撮れなかったのですが、100個のマグネットの絵付けに終われるK君をはじめ、
みなこの日は遅くまで作業したようです。初めてのアートフェス作品、うまく自分の表現したいもの
を作ることができたでしょうか?


あけて翌週。
初めて耐火用粘土を使って土鍋やフライパンやお酒を火にかけるやつ(なんていうのかわからない・・・)
などを作りました。

耐火用粘土は粗くて結構使いづらかったようで、
ギザギザをつけてから平らにするというやり方をマスターしたり、新たな技術を身につけられたようです。


お酒を火にかけるやつ~
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左がフライパン、右は土鍋
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土鍋×2~
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ちなみに、フライパンには、竜の取っ手がつきました!!
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完成するころには、鍋のおいしい季節ですね(もうすでにそうか・・・)
みんなで闇鍋大会でもしようかな~。

いよいよ来週はアートフェスです。
ぜひみなさん会場に足をお運びください!!


サポステとコラボ!-フェルトを教える

20日、木曜日は、午後からはこだて若者サポートステーションとのコラボ企画!
フェルトでドングリ作り&ツリーのフェルト絵づくり、になんと講師(の卵)として参加しました!


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大体二人のサポステ利用者に、ものづくりメンバーが一人ずつついて、作り方を教えていきました。

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今回の作業の基本は、針で丸いフェルトボールを作るというもの。
それを使ってどんぐりや、ツリーの形を作ります。

何人か針を指に刺してしまいましたが(^_^;)、二時間を終えて、無事作業が終了。

初めてとは思えない、立派な作品ができあがりました!
これもひとえに教え方がうまいから??

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人に教えるのは緊張する~、というメンバーもいましたが、
みんな一生懸命楽しく教えることができました。

人に教える、という作業を通して、自分の技術についても学ぶところが多かったようです。
今後も教えられるぐらいの技術の習得目指して、残りの月日を精進していきましょう!

美術とはなにか?ー美術館のお仕事&ハコトリについて、などなど

19日の水曜日は、午後から美術館の主任学芸員の大下智一さんから、
美術館のお仕事と、ハコトリのお仕事などを通じてアートについての講義を受けました。
(大下さんは、おひげを生やして、いしいひさいち好きで、とてもきさくで話が面白い方でした!)

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まず美術館のお仕事について、3つの柱があるというお話をしてくださいました。

情報を守ること、人のデータ・もののデータを集めること
―函館の街にちなんだ美術や、函館でものづくりを糧に生きている人たちの活動をデータとして蓄積すること。

情報の還元
―集めたデータで展覧会を実施、作家を紹介して地元の人たちに還元すること。また、今ここで活動している作家たちに発表の場を提供すること。

ものとしての美術品を守ること
―次世代に今あるものをつないで渡すこと。収集して、展示するということ。


このほかに、大下さんは実行委員長として、ハコトリ(ハコダテトリエンナーレ、三年おきに開催される美術展、2010年が初開催、来年二度目の開催)
に関わっておられ、そのことについてもお話くださいました。

まずハコトリでは、

町で美術を展開。
具体的には古い建物をきれいにして再生し、そこで作品を展示することで、町の活性化に一役かえるのでは?という発想で活動。
そうすることで、
「美術には力がある」、世の中にとってプラスになることを示す。作られたものの持つ力を示したいという思いを表現。

また、建物の再生の中で「行為としての美術」「パフォーマンスとしての美術」ということで、白衣を着て掃除したりも。
(SARSの時期だったので、結構怖がられたそうです・・・)

こうして再生された建物が、その後実際にギャラリーに生まれ変わったりしています。
来年9月から開催のハコダテトリエンナーレも楽しみです。



そして、講義では他に、何人かの作家の作品を見せていただき、

アートとは何か?
なぜ作るのか?―純粋な美を追求することの他に、哲学・思想・意思・メッセージを造形で伝えること
、などについて話をしていただきました。
そして、芸術を志すということは、東京やニューヨークにいなくてもやれるのだ、ということ。どこにいてもできること、人の心に感動を巻き起こす行為
であるのだ、と語ってくださいました。

このあと、震災について話が及び、岩手美術館が復興支援のため一年間活動を停止するということになった、というお話から、
「このような大災害の時に、作家や美術館はどうするべきか? お金を復興にまわすべきなのか、それでもあえて作品を発表していくべきなのか」
について、メンバー全員と語り合いました。

「大変な時だからこそ、作品によって人々の心に潤いを与えるべきだ」
「作家は作品を作るのが仕事なのだから、自分の仕事を淡々と続けていけばいいのではないか」
「今すぐ作品を作るのではなく、少し時間をおいてからでもいいのではないか」
などいろいろと意見がでました。

最後に、
美術とは、視覚(形)を通じて感動を与えるという行為である。そこには幅広い可能性がある。
そして、美術に何ができるのか?―自分が作るということ、と同時にまわりの見てる人たちに何を訴えるのか、ということ
を考えていかなければいけない、というお話をしてくださいました。

これまで半年ものづくり研修をうけてきて、来月にはアートフェスにも参加します。
今回の話を通じて、ただものを言われたとおりに作るのではなく、作るという行為を通して、
何かを自分は表現しているのだ、ということをそれぞれが認識し、何を表現したいのかを考え、
そのためにさらに技術を磨いていきたいという思いにつながっていけばいいなと思いました。
しかも、それはとても楽しそうでもあるし・・・

お忙しいなか、講義をしてくださった大下さん、本当にありがとうございました!!

美術☆立体構成の実習~!

こんにちは!研修生のTです。

本日は美術の立体構成の実習の模様を、2週分まとめて

ご紹介したいと思います~。

 

今回、美術の立体構成の実習として、本物のうさぎを粘土で

作ることに挑戦!

HIFスタッフのYさんのご好意により、ウサギのポコちゃんをモデルとして

お借りしました。

 

こちらがポコちゃんです。かわいいですね♪

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講師の安積先生からは、

「今まで持っていたうさぎへのイメージを捨てて、なるべく客観的に

はじめてうさぎを見るようにして、見てみよう。

そして、うさぎの骨格や筋肉を意識して作ってみよう」

というアドバイスをいただきました。

 

皆な、ポコちゃんをよく見ながら作業に臨んでいます。

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冴えわたる職人の技!                  時にはポコちゃんと見つめあったり...                       PA181067.JPG   PA181071.JPG

 

そしてついに完成~。がんばりました!

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今回、 快くポコちゃんを送り出して下さったYさんと、モデルとなってくれたポコちゃん、

本当にありがとうございます~!感謝感謝です。

 

次週もまた、おもしろい実習に取り組んでいく予定です。

それに備えて構想を練っておきま~す。

 

陶芸でリース作り☆

一足先にクリスマスの展覧会に向けて動いている陶芸実習。

先週は、みんなで粘土のリースを作りました☆


何カ月ぶりかで板作りに挑戦!! 
平たく伸ばして、麺棒で平らにのばし、布をあててぺんぺん~。

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それから、リースの土台を丸く(なぜかひし形の人もいましたが)切り出し、
それぞれのデザインした飾りをつけていきました。

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下絵を描いているところ
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出来上がった作品がこちら~

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PA121036.JPG PA121037.JPG ← ひし形な上にでかすぎてうまく写真におさまらず

色をつけたらまた大分雰囲気が変わることでしょう(^_^) 

次回は、これまで素焼きしたものに色付けをして、アートフェス作品の仕上げなどに入る予定です。
そしてクリスマス作品の次は、干支にも挑戦しま~す! 去年はうさぎを作ったなあ・・・今年は竜!!難しそう!! 


木工☆二週間の成果

先週、今週と二週まとめて、木工の実習状況報告です!
個別に、ビフォー(先週の写真)とアフター(今週の写真)と並べてご覧ください♪


ドレッサーに挑戦していた姫。
難しい課題に、完成させられるか心配でいたようですが、講師の手を借りながらも、立派に形にすることができました。
ちゃんと引出もついてます!
あとは来週塗装すれば終了です。よく頑張りました!

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魚作りもいよいよ大物に!子供が乗れる木馬ならぬ木魚に挑戦!
先週は体を作り、今週は尻尾が付きました。 あとは足をのせるむなびれと潮吹きの取っ手をつくるぞ~

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折り畳みパソコンデスクに挑戦しているK君。組み立てまでは順調にいきましたが、思わぬ落とし穴が!!
なぜか塗装が白くなってしまってうまくいかない~!!
ということで、卒業制作に励むかたわら、二週にわたって塗装技術向上ウィークを過ごしました(^_^;)
ビフォーとアフターで一週間の冷え込みが読み取れます・・・決して怪しいものじゃありません。

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先週順調にパソコンデスク制作を終了したT君。
卒業制作の木のオブジェ作りに精を出しました。
天然木を使った枠組みに、リスやタヌキやキツネが遊んでいます。
まだ試作段階ですが、愛らしい作品ができるといいですね!!

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難題のロッキングチェアー作りに取り組んでいるH君。
部材作り、調整に追われながら、徐々に椅子が形になってきました。
王様のロッキングチェアー、来週にはいよいよ組み立てに入ります。来週にはゆらゆらできるかな~?

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ということで、いよいよ自由課題制作も大詰めです。
これが終わったら、12月の展覧会に向けて、クリスマスの作品作りに入りま~す。





陶芸☆クリスマスのオブジェづくり

今回の陶芸実習は、クリスマスの作品展覧会に向けてのオブジェ作りでした。

基本形は、切り株の上に家を建てて、煙突からサンタさんが忍び込む(泥棒か??)という場面です。

ところが、「サンタを作るのは大変なので、煙突に上半身をつっこんで、おしりだけも見えているというのでもいい」
というアドバイスがのちにとんだ悲劇を・・・


それはさておき、写真で作成の様子をご覧あれ!


まず切り株を作ります。

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丸でも四角でもいいですが、壁を作っていきます。

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壁が出来たら、それを膨らませていって屋根を作っていきます。
きのこみたいですね・・・

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屋根は最初広げて、徐々に閉じていき、それから煙突をつけます。

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こちらはみんなとは違う、教会バージョン。三角屋根に十字架がついてます。
教会にもサンタはくるのであらうか・・・牧師さんの子どものところにくるのかなあ

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そして、できあがったのがこちら!
これはスタンダードにかわいらしくできあがっています。サンタもサンタらしく見えている。

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しかしここで他のサンタには悲劇が襲いかかっていた!!

ジャジャーン!

スケキヨ、スケキヨスケキヨ! スケキヨ三連発!!


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一体何がいけなかったのでせうか・・・

スケキヨサンタは、この後色を塗ったら復活できるでせうか・・・

その模様は、12月12日から17日までHIFにて開催予定の作品展覧会でご覧いただけます。
みなさんぜひ足をお運びくださいませ。

みんなでチャンチキおけさマトリョーシカ☆

今週木曜日は、林摩里子先生のフェルト実習です!

前にも一度マトリョーシカを作りましたが、
今回はみんなで大きさを変えて中空にし、本格的マトリョーシカを作ります。

どうやるかというと・・・

まず芯に使う本物のマトリョーシカ(木製の)にビニールのプチプチを巻き、
そこに羊毛を薄く縦横と巻きつけていきます。

ここでのコツ!
ぼわぼわにならないように、薄く均一何層も重ねること!

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が、・・・ぼわぼわ率が高く、結構苦労しました~(^_^;)

そうして、巻けたら、今度は針でちくちくして形を整えます。

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ちくちくしてある程度固くなったところで、今度はウェットフェルトに移行~。

石鹸水(お湯)をかけて、ゴシゴシします。
ここでうまく固めないと、またぼわぼわしてしまいます~。

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途中写真がすっとびますが、
うまく固まったら、石鹸水を一回水で洗い流し、全体を締めて、
切込みを入れて、上下に開くようにします。

そこまでできたら、
こんどは、依然やったようにマトリョーシカの頭巾や顔や模様を
今度はニードルフェルトでチクチクさしていきます。

ちなみに、まきまきゴシゴシ作業だけで午前中いっぱいかかりました・・・
フェルトは労力がいります・・・

午後はひたすらチクチク(まだゴシゴシの人もおりましたが)

そうしてできあがったのが、コレ!ジャジャーン!

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全部顔も個性も違う!!名付けて、

「知らぬ同士が小皿叩いてチャンチキおけさマトリョーシカ」(←林先生命名)

結構作り手の身体の大きさ通りにマトリョーシカもできている?? 一番でかいのだけか??
ちなみに、全員一つにおさまりません・・・3人ほどあぶれます・・・チャンチキお~け~さ~♪

そんなチャンチキおけさマトリョーシカチームで、次もおもしろい(?)作品が作れますように。





美術◆スケッチ&色塗り♪

こんにちは。研修生のTです~!

 

今週の火曜日の美術は、「スケッチしたものを描く」という実習でした。

お天気もよくて、まさにスケッチ日和。

みんなそれぞれクロッキー帳を片手に、自分が描きたい景色のところへ

繰り出しました。

HIF(北海道国際交流センター)周辺は景色のいいところが多いので

描きごたえがあります。

 

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HIFの前から見下ろした八幡坂

 

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近くの元町公園にある銅像と、そこから見た海と山の景色

 

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元町公園から見上げた函館山と、近くにあるヨハネ教会。

 

午後からは、スケッチしたものを板に水貼りしたケント紙に写し、

色塗りの作業開始です。

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集中して色を塗るものづくりメンバー達。

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この日は色を塗り終えられなかったですが、絵が完成しましたらまたブログにアップしたいと

思います♪

 

そして次回の実習は、また新しい授業に入ります。

一体何をするのか!?お楽しみに~!

 

木工★自由課題四週目~!

自由課題もいよいよ四週目突入!
始まった時は、まだ「暑い暑い」言っていたのですが、
あっという間に季節が変わり、前日に霜が下りたという森町・・・寒いです。まきストーブついてます。

さて、みんなつなぎを着こんで早速作業開始!


折り畳み式パソコンデスクはもう仕上げの段階~。
補強をつけて、仕上げの塗装作業です。

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こちらは色の塗られたメガマウス(サメ)。スイスイ~。
創作意欲衰えず、次の作品にとりかかっています。
いったい何頭目だ??

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ようやく椅子の形が見えてきた~!!
ロッキングチェアなのですが、まだゆらゆらはしません~。
かなり立派です。かなり苦労してます。

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姫は、ドレッサーの天板を制作中。
サンダーをかけてツルツルに仕上げています。

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T君のパソコンデスクも、塗装に突入。
はけさばきも大分手馴れてきたよ~。
仕上げが肝心肝心。

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いよいよ四週目も終わり、パソコンデスク二つはほぼ完成。
ロッキングチェアとドレッサーはもう少しかかりそうですが、完成が楽しみです。
魚は何頭できるんだろう??(ちなみに今日は撞木ザメが仲間入りしました)

自由課題が終わったら、いよいよラストスパート!
12月に行う発表会にむけて、「クリスマス」をテーマに作品作りをします。

そう思うと、時のたつのが早すぎる~!そして寒すぎる~!
みんな風邪をひかずに頑張って乗り切りましょう!