陶芸☆まるで化学実験!?

本日は、陶芸実習です。

今日の実習は、

「酸化金属を乳鉢ですりつぶして水で溶き筆で塗る」

というもの。

ただこれだけでは、まだ釉薬とは言わず、釉薬の一歩手前の状態で、
釉薬にするにはここに灰やカオリン(粘土)などを混ぜ合わせて作るそうです。


それでは実習スタート!!

乳鉢でゴリゴリ~
でも乳鉢の大きさがかなり違う~。小さい方は結構大変!

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ちなみに、本日使用した酸化金属は、

・弁柄(赤)
・二酸化マンガン(黒)
・酸化鉄(赤茶色)
・酸化銅(緑)
・中国黄土(茶) ←これは毎年吹いてくる黄砂のことだそうです!

こういった酸化金属は劇薬で、購入の際には許可を得なくてはならないことも
あるそうです。

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これらを素焼きの上に筆で塗ると、絵具のように使ったり、重ねて厚く塗れば釉薬みたいにもなるそうです。


では、塗り作業スタート!

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ひたすら素焼きの上に塗り塗り~。

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でも焼くと色が変化するので、塗ったままの色にはなりません。
そこが醍醐味!!
窯の中で隣同士に置いておいたものが化学変化しあって色が変わってしまうことも・・・

重ねて塗ると、「ありがた~い感じの金色」になる! という組み合わせに挑戦した人もおります。
果たしてどうなるのやら?? なんまんだぶなんまんだぶ~

今日はまるで久しぶりに化学の授業かのような用語が飛び交いました。
陶芸の世界は奥が深い~!!(陶芸の世界は難しい??)

さらに奥深くまで進んでいけるよう頑張りましょうー!!