「Kitchen八幡坂」をやさしく見守る
函館市の(一財)北海道国際交流センターのお話
基本情報
【機器の種類】メーカー: TOYOTOMI 型式:EF3Bi FS
【購入年】 2013年
【使用ペレットの産地】 伊達市
【ペレットの調達方法】 店舗まで業者が配達
【使用期間】10月~4月中旬
【ストーブの設置場所・理由】2階食堂・多くの人が訪れる場所に設置
【暖房の範囲】食堂
【ペレットの1日の使用量】平均して1日0.5袋(5kg)使用
【併用している暖房機器】 業務用灯油ストーブ
導入のきっかけを教えてください。
2013年4月から、ロシア極東総合大学の学生食堂運営を担うこととなり食堂の改装に合わせてペレットストーブの導入を決めました。この食堂には、大学生だけではなく、地域の人々や観光客、国際や環境に関心のある多くの人が訪れます。一角に配置されたペレットストーブの火は訪れた人たちの癒しや、ゆっくりとした語り合いの時間も生んでくれていると思っています。
ストーブ選定のポイントを教えてください。
設置場所は、部屋の一角にしており、煙突を出すことから、一部壁に穴を開けて設置しました。食堂の壁が、オレンジ色であることから、重みのある黒色のストーブを選択し、インテリアとしても部屋にマッチしたものにすることを考慮しました。また、補助暖房としての導入ではあっても、かなり広い部屋のため、暖房能力の高いものを選びました。また、暖を取る時に多くの人が、炎を見る事ができるワイドスクリーンタイプにしました。
実際に使用してみて思うことを教えてください。
灯油ストーブに比べて、ペレットストーブは柔らかい暖かさが特徴です。また、灯油ストーブは部屋を乾燥させることが多いのですが、ペレットストーブは、適度に湿度を保ち、また、結露もしない特徴があります。手入れもそんなに面倒なことはなく、灰の掃除などは、日常業務として組み入れると全く問題はありません。
今のところ、お昼の食堂オープンに合わせての使用のため、限られた時間の提供になりますが、今後は、多くの人が実際にペレットに触れ、またペレットストーブの良さを知ってもらえるように、パネルで説明をしたり、いろいろなイベントで紹介をしてゆきたいと思います。