国産のエネルギー拡大を願う

2015年2月23日 Posted in ストーブ設置事例

函館市の有限会社 日昇商事さんのお話ストーブ10.JPG

基本情報

【機器の種類】メーカー:Ravelli(イタリア)
【購入年】2014年
【使用ペレットの産地】厚沢部町
【ペレットの調達方法】事務所まで業者が配達:毎月30袋くらい
【事務所の形態】2階建ての1階部分(26坪)
【ストーブ設置場所・理由】応接セット隣り、来客者の目にもつきやすいところに設置
【暖房範囲】1階事務所部分
【ペレットの1日の使用量】平均して1日1袋(10kg)使用
【併用している暖房機器】FF灯油ストーブ2台

 

導入のきっかけを教えてください。 

 本業とは別にNPO活動を通じて地球温暖化防止活動や、自然エネルギー普及に関心がありましたが、七飯町のレストランで導入された実際のペレットストーブを見て、興味がさらに高まりました。また、エネルギーのこれからを考えると石油だけに頼るのではなく、代替エネルギーも考えようとしていた矢先に、ペレットストーブについてセミナーなどで学ぶ機会もあり、導入を決めました。

実際に使用してみて思うことを教えてください。

 まず、最初に感じたのが、ほわっとした温風と、火の見える癒し効果、灯油ストーブでは得られない柔らかな暖かさがあることです。手入れが大変と聞いていましたが、火の見えるガラス面は毎日拭きますが、灰は数週間に1回と手間は感じません。毎日、ストーブに触ることでペレットストーブがとても親しみのもてる存在になってきています。最初の頃は、点火できないこともあり、何度か業者さんの手を借りることになり、正直少し不安になりました。でもそのうち、作業もなじんできて正常に作動するようになって、特にトラブルもなく、安定して使えています。一袋10kgのペレットは、ストーブの近く階段下と応接室の一部に積んでいるので、補充作業も苦になりません。

お客様の反応を教えてください。

 来客者は、一様にペレットストーブに興味を持ちます。優しい暖かさはもちろん好まれますが、火を見ていると心が和むためか不思議と会話が弾み、自分の家にも設置したいと言う人も少なくありません。(そんな時は、是非読んでみて下さいと本事例集「ペレットと暮らす生活」を渡すことにしています。)今後、ペレットストーブがもっと普及して、近いところでペレットが生産されてゆくと、更に広まると共に、国産のエネルギー拡大にも期待できると思います。