ペレットストーブの使用で認識の変化

2014年8月12日 Posted in ストーブ設置事例

七飯町在住のKさんのお話ストーブ1(300).jpg

基本情報

【機器の種類】メーカー:サンポット 型式:FFP-702DF
【購入年】2012年
【使用ペレットの産地】 厚沢部町
【ペレットの調達方法】
 厚沢部町のペレット工場まで買いに行き、自身で移送
 1シーズンに3回、1回の移送で50袋を購入(10kg/1袋)
【使用期間】10月中旬~4月中旬
【家の形態】持家・2階建て
【ストーブの設置場所・理由】
 1階居間・主に活動する部屋に設置
【暖房の範囲】 1階の居間・台所
【ペレットの1日の使用量】平均して1日1袋(10kg)使用
【併用している暖房機器】 無し(ペレットストーブのみ)

導入のきっかけを教えてください。

灯油ストーブの買い替えの時期に、親の世代から付き合いのあった灯油ストーブの取扱店が閉店することとなり、灯油ストーブを継続して入れるか、ペレットストーブを導入するかを考え始めるきっかけとなりました。ペレットストーブについては、聴きに行った地球温暖化防止のセミナーで知り、灯油ストーブより二酸化炭素を出さないなど環境面で良いこと、温かみが違うなどの話を聴いて、興味を持ち始めました

 その後、ペレットストーブや木質ペレットがどのように出来ているかを実際に見に行きました。自分の使う燃料がどういう風に出来ているのかを目のあたりにして、購入意識はさらに高まりましたが、一方で導入への迷いもありました。ペレットストーブは、掃除(燃焼室の窓の拭き掃除、灰を落とす)や灰捨て、ペレットを毎日のようにタンクに補充しなければいけないなどの、今まで灯油ストーブではなかった手間が負担になるのではと思いました。しかし、もともと薪ストーブへのあこがれがあり、火が見え、木を燃料としているという点からも、薪ストーブを入れる前段階と捉えて、ペレットストーブを導入することに決めました。

機種選定のポイントを教えてください

導入したペレットストーブは電気の力を借りるFF式のものにしました。本当は、電気を使わないヤカンなどを置けるタイプが良かったのですが、そうしたストーブには煙突が必要になります。家の構造上、それは難しかったので断念しました。ですが、使ってみて電気を使うことで効率よく燃え、燃料も少なくてすみますし、現在使っているストーブで良かったと思っています。何かあったらすぐに対応してくれるということ基準にストーブの機種を決めました

実際に使用してみて思うことを教えてください。

導入時に心配していた様々な手間は、実際に使ってみると負担感はなく、日々手入れすることで愛着がわいてきました。燃料であるペレットを毎回、自分でストーブに補充することで、燃料をどれだけ使っているのかを自覚し、実感を持つことができます。今までは、冬はがんがんストーブをつけ、薄着で生活していましたが、ペレットストーブにしてからは、暖を取りながら自分も暖かい服装で過ごすようになりました

 室内温度高くしなくとも、ペレットストーブには、灯油ストーブにはない『ふわっ』とした暖かさがあります木質ペレットは価格が安定していてわが家の経済面にも良く、環境の面でも良いということを考えるようになり、このストーブにしてから、いろいろなことの認識が変わりました。炎が見えるのがとても良く、暗い冬の夜にはとても雰囲気が良いですし、時間がある時は珈琲を飲みながらストーブを見てのんびりできます