スタッフの一員!?

2014年11月28日 Posted in ストーブ設置事例

ストーブ4(300).JPG七飯町のフレンチレストラン『ブランヴェール』さんのお話

基本情報

【機器の種類】メーカー: TOYOTOMI 型式: M55C、ペレットMini-A
【購入年】 2013年                                  【使用ペレットの産地】 厚沢部町
【ペレットの調達方法】 店舗まで業者が配達
【店舗の形態】1階建て
【暖房の範囲】2台で店舗全体(約30坪)
【ペレットの1日の使用量】2台合わせて1日1袋(10kg)使用
【併用している暖房機器】 無し(ペレットストーブのみ)

 

導入のきっかけを教えてください。 

それまで使ってきた灯油ストーブの買い替えを考えていた時に、知人からペレットストーブを紹介されたことがきっかけです。

 導入にあたって、設置場所、付けるために必要な工事、ペレットの調達やランニングコストが気に掛かりましたが、灯油ストーブと同じ場所に置け、排気口もFFストーブで使っていたものを利用でき簡易な工事で設置できること、ペレットは道南地域でも作られていてお店まで配達してくれること、そして灯油に比べて価格の変動が少なく、ランニングコストも抑えられるということもわかり、導入を決めました。灯油と違って天然の素材を使った燃料なので、環境にも良いという点もありました。

実際に使用してみて思うことを教えてください。

灯油ストーブは壊れるまで手をかけませんが、ペレットストーブでは、上手く働いてくれるように、長く使えるように、自分で手をかけてあげないといけません。慣れてしまえば、面倒というより、使えば使うほどストーブに愛着もわいてきて、"スタッフの一員"のように感じています。

 手間としては、基本的に毎日、燃料であるペレットは自分でストーブに補充しなくてはいけません。また、1週間に数回は、ストーブの燃焼室内についた灰の掃除や、ガラス窓の拭き掃除を行ったり、1ヶ月に1回程、灰受けがいっぱいになったら、灰を捨てなければいけません。また、ペレットストーブでも点火スイッチを押せば火がつくのですが、つかない時には、灰がついていたりといった不具合がないか各部位を確認したりといったことも必要になります。ですが、掃除は2、3日に1回と考えるとたいした手間でもなく、故障などの際は地域のメンテナンス会社が対応してくれるので、困ることはありません。

 良さとして感じていることとしては、何より、目の前で炎が見れることや、灯油ストーブと比べて空気の乾燥も少なく、温風がやわらかい感じがすることです。また、灯油ストーブを使っている時と比べて、燃料費も安くなりました。これから先のことを考えると、石油は限りがありますが、ペレットの原料である「木」は、人間が管理しながら作り出していくことが出来、環境が悪くならない限り、半永久的に継続して利用していける燃料だと思います。そうした点からもペレットを評価しています。

お客様の反応を教えてください。

 

 高い評価をいただいていると思います。炎が見えることが良いと言っていただいています。お店でペレットストーブを見て、気に入られて購入された方もいらっしゃいます。灯油ストーブよりも導入費用は高くなりますが、長い目で見ると、お客様の評価や燃料費が節約できることを考えるとメリットがあると思います。