七飯町の姉妹都市コンコードと同名のストーブ

2015年2月23日 Posted in ストーブ設置事例

七飯町の大沼国際セミナーハウス 喫茶『カフェ・フォレスト』

(一財)北海道大沼国際交流協会さんのお話ストーブ11.JPG

基本情報

【機器の種類】メーカー:シモタニ(コンコードシリーズのオルコット)
【購入年】2014年
【使用ペレットの産地】厚沢部町
【ペレットの調達方法】事務所まで業者が配達:毎月30袋くらい
【事務所の形態】1階建ての国際会議場、小会議室
【ストーブ設置場所・理由】1階喫茶コーナー
 お客様が多く訪れる場所
【暖房範囲】喫茶コーナー
【ペレットの1日の使用量】平均して1日0.5袋(5kg)使用
【併用している暖房機器】セントラル暖房

導入のきっかけを教えてください。 

 七飯町にある大沼国際セミナーハウスは、緑豊かな森林公園の中にあります。こうした自然環境に囲まれているからこそ、木質エネルギーを利用していきたいと考えていました。導入のきっかけとなったのは地域の人々や外国人との交流の場としてセミナーハウス内にオープンした喫茶「カフェ・フォレスト」でした。この交流の場をもっと快適で心地よい空間に、しかも環境負荷を抑えた暖房システムで賄えないかと考え、地産地消の燃料で手軽に始められるペレットストーブを取り入れることにしました。

機種選定のポイントを教えてください。

 設置業者に実際の取り付け現場を事前に下見してもらった上で、価格や機能を踏まえてFF式のペレットストーブを選択しました。ペレットストーブにも多くのメーカーや機種がありますが、七飯町と姉妹都市である米国マサチューセッツ州のコンコード町の名前を冠したシモタニのコンコードシリーズにしました。

実際に使用してみて思うことを教えてください。

 毎日、スタッフが点火を行っていますが、メンテナンスなども特に問題はありません。いろいろな人にも見てもらいたいという思いから、炎がいつもきれいに見えるようにガラス面の拭き掃除にも気持ちがこもります。優しく感じられる暖かさが、カフェ利用者の居心地の良さの演出に一役かっているように思われます。補給作業も楽に行えるように一袋10kgのペレットの保管は、ストーブ設置場所の隣の部屋としてスタッフの作業軽減を図っています。

お客様の反応を教えてください。

 大沼国際セミナーハウスの入口からすぐの場所で、多くの人が集うロビー空間に設置されていることもあり、多くの人の目に着く場所にあります。ストーブの隣にイーゼルを設置して、本事例集も置いていますが、多くの人が手に取っていかれているようです。訪問者からはペレットの1日の使用量、ストーブ本体の値段、毎日のメンテナンスについてなど様々な質問をいただきます。森に囲まれた大沼国際セミナーハウスとペレットストーブは、訪問者にとって相性がいいのかもしれません。