温暖化防止のために導入

2014年8月14日 Posted in ストーブ設置事例

七飯町在住のPさんのお話 ストーブ2(300).jpg

基本情報

【機器の種類】メーカー:サンポット 型式:FFP-701DF
【購入年】 2011年
【使用ペレットの産地】 厚沢部町
【ペレットの調達方法】
 厚沢部町のペレット工場まで買いに行き、自身で移送
 1シーズンに2~3回、1回の移送で25袋を購入(10kg/1袋)
【使用期間】10月中旬~4月中旬
【家の形態】持家・2階建て
【ストーブの設置場所・理由】
 1階居間・以前使用していた灯油ストーブがあった場所に設置
【暖房の範囲】家全体
【ペレットの1日の使用量】平均して1日1袋(10kg)使用
【併用している暖房機器】 無し(ペレットストーブのみ)

導入のきっかけを教えてください。

以前に使っていた灯油ストーブが古くなり、買い換えようと考えていた際、灯油にはもう頼りたくないと考えて購入することにしました。また、地球温暖化問題に非常に関心があり、何かできないかと考えていました。未来世代のためにも石油や石炭の使用を控え、使う燃料を変えていかなくてはいけない、それが自分にもできることだと。薪ストーブは以前に住んでいた家で使っていましたが、薪の準備や毎日の薪の補充などがとても大変だったので、家族の理解を得ることができ、薪ストーブに比べて負担も少ないペレットストーブを選びました。

機種選定のポイントを教えてください

どの程度の熱量が必要になるかは、家の断熱性能や生活スタイルが関係してきます。私の家では断熱性能が高いので、購入したペレットストーブ1台でなんとか賄えていますが、暖かくなるまで少し時間がかかりますし、妻も寒いとしばしば不平をもらしますので、本来はもう少し暖房能力があるストーブが必要だったのかもしれません。私の場合は、費用が大きなハードルだったので、費用面からストーブの種類を決めました。

実際に使用してみて思うことを教えてください。

灯油ストーブと違ってペレットストーブはゆっくり暖かくなります。ですが、暖かさの質が違い、やわらかい温かみがあり、人間の体に優しい暖かさだと思います。木を燃料として使うことで、自然界と正しい付き合い方ができているように思え、すごく気持ちが良いと感じます。

 何度か故障することはありましたが、そのたびにメーカーの人が修理しに来てくれます。いろいろと不具合も起きますが、私はそれが当然だと思っています。それらの課題を一緒に改善しながら、日本でペレットストーブ波及していけば思っています。ペレットは近郊の厚沢部町で製造されたものを利用していて、近くで作ったものを使うことにしています。外国産のものも多くありますが、私は、地産地消が地域の活性化につながると思っています。また、他の地域で作られたペレットはそのに多量の燃料を使ってしまいます。これはペレットストーブを使うことで温暖化を防ぐという目的と矛盾します。もっとペレットストーブを使う人が増えていけば、国産ペレットストーブの種類、ペレット供給工場も増え、費用も下がっていくのではないかと思っています。そうした仕組みが出来ることを期待しています。